Panasonic|ミラノサローネ2011「LEDと有機ELが切り開く新次元の光」
DESIGN / FEATURES
2015年4月20日

Panasonic|ミラノサローネ2011「LEDと有機ELが切り開く新次元の光」

Panasonic|パナソニック

LED照明や有機EL照明パネルを使った多彩なインタラクティブ展示を体感

「快適」と「エコ」の美しい両立

パナソニック電工は、4月17日(日)までのミラノサローネ期間中、LED照明や有機EL照明パネル、センサーなどを使ったインタラクティブな展示により、パナソニックが追求する空間における光の質を表現する展示を開催。ウェブサイト「パナソニック電工 ミラノサローネサイト 2011」でも、展示会場の様子やコンセプトムービーなどを掲載している。

Text by OPENERSPhoto by Panasonic

来場者がライブにインタラクティブ展示を体感し、製品の理解を深める場

今年で4回目の出展となる今回は、展示コンセプトを「(standard)3 piano-forte(スタンダード3乗 ピアノフォルテ)」とし、イタリア人デザイナーのフェルッチョ・ラビアーニ氏によるインタラクティブな展示を展開。会場は、ミラノ市内ブレラ地区にあるミュージアム『Museo Minguzzi(ムゼオ・ミングッツィ)』。

パナソニック|ミラノサローネ2011 02

パナソニック|ミラノサローネ2011 03

「piano-forte」とはイタリア語で(音の)強弱を意味し、18世紀まで表現できなかった音の強弱を可能にした革命的な鍵盤楽器のことで、現在のピアノの語源でもある。音色を操ることで生まれる無限の旋律は、吟味された光をコントロールすることで、空間における光の質を高いレベルで多彩に表現することに似ている。

ひとや社会を元気にするパワーあふれる光から、かすかなやさしい光まで、かつての「piano-forte」のように LEDと有機ELが切り開く新次元の光を空間展示で表現している。

パナソニック|ミラノサローネ2011 03

Ferruccio Laviani|フェルッチョ・ラビアーニ
1960年 イタリア、クレモーナ生まれ。1984年 ミラノ工科大学でデザインの学位を取得。1986年 同大学で建築の学位を取得。家具やファッション業界を牽引する数多くの企業とコラボレートし、製品のデザインだけでなく、企業のイメージ監修をおこない、店舗やイベントの空間デザインを世界各国でおこなう。

主な仕事は、Kartell、Flos、Moroso、Dada / Molteni、De Padova、Foscarini、Emmemobili、Dolce & Gabbana、Martini & Rossi、Swarovski、Porro。過去にはMemphisやCosmit、ブラジルのForum-Tritonのキュレーター、デザイナーをつとめる。

「(standard)3 piano-forte」
会期|2011年4月12日(火)~17日(日)
11:00~20:00
会場|Museo Minguzzi

via Palermo 11, Milano
パナソニック電工 ミラノサローネサイト 2011
http://panasonic-denko.co.jp/salone/

           
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