世界の4つのタイムゾーンでカシオ エディフィスを検証|CASIO EDIFICE
CASIO EDIFICE|カシオ エディフィス
ブルートゥースでスマートフォンと連携
世界の4つのタイムゾーンでカシオ エディフィスを検証(1)
海外へ出かけることが多いジェットセッターにとって、逃れられないのが“時差”。目的地到着時刻、出発時刻またトランジットがあるなら、なおさら煩わしい。場合によっては、乗り遅れてしまうケースが生じるかもしれない。そんな不安を払拭してくれる便利な時計がカシオからリリースされた。今回、実際に東京、ドバイ、ミラノ、ロンドンへ移動して、その使い勝手を検証した。
Text by KAKIHARA Takayoshi(OPENERS)
スマートフォンと連携、世界約300都市の時刻を把握
クルマ好きならF1のレッドブルチームをサポートしているカシオの腕時計ブランド「エディフィス」といえば、ピンとくるかもしれない。そのエディフィスから、スマートフォンと連携して、世界約300都市以上の時刻が網羅できるというアイテムがカシオから発売された。
エディフィス EQB-500の最大の特徴は、腕時計のボタンを押すだけで自動的に現地時刻に修正してくれるという点だ。しかも、その設定などは、すべてスマートフォンから選ぶだけなので、これまでのワールドタイムと呼ばれる機能の操作と比べれば、はるかに簡単な操作で済む。またユーザーが設定した時刻になると自動で時刻修正される機能も搭載されている。
ちなみに平成26年9月1日より、航空機内での電子機器の使用制限が緩和され、無線通信を行う電子機器の使用が常時可能になった。使っていいか迷っていた人にとっては、これで安心して機内で使える環境になった。
(*すべての航空会社が、これを適用しているわけではありません。世界各国のそれぞれの国や地域で異なる場合があります。ご使用の際は、搭乗する航空会社にご確認ください。)
トランジットに最強のツール
羽田空港出発
EQB-500は、2都市の時刻の同時表示を実現。ホームタイム(メインの時分針)とワールドタイム(9時位置の小さな時分針)を表示する。操作はカンタン。あらかじめ専用スマートフォンアプリ「CASIO WATCH+」をダウンロード。腕時計とスマートフォンをペアリングさせておけば、トラブルなく海外でも使うことができる。まずは、ワールドタイムをドバイに設定。これで機内でアナウンスされる時刻に頼ることなく、より簡単に現地時刻を設定できる。
ドバイ、ミラノ、ロンドン到着
現地の基地局の電波を確認したら、エディフィスの8時位置にあるブルートゥースのマークのついたボタンを長押しする。するとエディフィスとスマートフォンがリンクし、到着した現地の時刻へとスムーズに変更される。操作は、いたってシンプル。時間に追われるビジネスマンにとって、このシンプルな使い勝手は大きなアドバンテージだ。
世界の4つのタイムゾーンでカシオ エディフィスを検証
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ブルートゥースでスマートフォンと連携
世界の4つのタイムゾーンでカシオ エディフィスを検証(2)
目的地を地図で選択するだけで設定完了
通常のワールドタイムとして使用できる時計は、多くても29都市までしか表示されていない。しかもロンドンはLON、東京はTYOというように、都市名が省略されている場合がほとんど。その理由は表示スペースに制約があるためだ。
しかし、スマートフォンのアプリからワールドタイムを操作するエディフィスは、そういった制約はまったくない。世界の約300都市から検索、設定できるのだ。
エディフィスになぜ、このような機能が搭載されたかというと、レッドブルのF1チームスタッフのように、仕事で世界を飛び回るようなユーザーが増えてきていることに着目をしたからだ。
ここで気になるのが、エディフィスとGPSが搭載されている腕時計とのちがいだ。エディフィスには、GPS機能は搭載されていない。スマートフォンの情報をブルートゥースを介して、時計で読み取るためだ。GPSが搭載されてはいないが、スマートフォンとの連携によって、操作性や機能性を重視したのが、エディフィスEQB-500ということになる。
海外で多忙を極めるビジネスマンや移動が多い旅人にとって、パートナーとしておすすめしたいモデルといえる。
カシオ エディフィス EQB-500シリーズ
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