SIGMA|リニューアルした超高画質カメラ「dp Quattro」
SIGMA|これまでのカメラにない斬新なデザイン
リニューアルした超高画質カメラ「dp Quattro」発表
シグマは、超高画質コンパクトカメラ「dp」シリーズの最新モデルとなる「dp Quattro」を発表。同社が2012年冬から進めてきたブランドリニューアルプロジェクト「SIGMA GLOBAL VISION」のデザイン言語に基づいた、これまでのカメラにない斬新なデザインで、フルモデルチェンジを果たした。
Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)
シグマが魅せるグローバルビジョンカメラ第1弾
2012年冬からブランドリニューアルプロジェクト「SIGMA GLOBAL VISION」を掲げ、ブランドロゴ、WEBサイト、主力商品であるカメラレンズなど、次々とあたらしいビジュアルを展開してきた。この戦略の中で登場するカメラ第1弾となるのが「dp Quattro」だ。ボディデザインはグリップ部分が大きくせり出した、今までにない斬新なもの。シグマはこのデザインの意味を「画質に集約した結果」と語る。
dpシリーズは、同社にとって超高画質コンパクトカメラシリーズの位置づけ。センサー規格はAPS-C、新開発のFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載。有効画素数は約2900万画素(約3900万画素相当)と、他社のプロ向け一眼レフが2000~4000万画素、アマチュア向け一眼レフが1000万画素台が主流なことからも、この数値は十分というのがわかる。
画質にこだわるdpシリーズの共通の特徴として、レンズはズームではなく単焦点を採用している。今回もいままで同様に、画角のことなる3機種を同時発表。広角画角約28mmの「dp1 Quattro」、標準画角約45mmの「dp2 Quattro」、中望遠画角約75mmの「dp3 Quattro」。自分の好みにあった画角をセレクトできるのが嬉しい。
「dp2 Quattro」の発売日のみ、6月27日(金)に決定している。
dp1 Quattro|Wide
焦点距離|19mm
35mm換算有効画角|約28mm
F値|F2.8~F16
サイズ|W161.4mm×H67mm×D87.1mm
質量|未定
dp2 Quattro|Standard
焦点距離|30mm
35mm換算有効画角|約45mm
F値|F2.8~F16
サイズ|W161.4mm×H67mm×D81.6mm
質量|395g(本体のみ)
dp3 Quattro|Mid-tele
焦点距離|50mm
35mm換算有効画角|約75mm
F値|F2.8~F16
サイズ|W161.4mm×H67mm×D101.8mm
質量|未定
以下共通スペック
撮像素子| Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(CMOS)
撮像素子サイズ|(23.5mm×15.7mm)
カメラ有効画素数|約2900万画素(約3900万画素相当)
AF測距点数|9点選択モード、自由選択モード
ISO感度|100~6400
液晶モニター|3.0型TFTカラー
総ドット数|約92万ドット
記録形式(静止画)|JPEG、RAW
発売日|6月27日(金)(「dp2 Quattro」のみ)
価格|オープン価格(「dp2 Quattro」のみ)
SIGMA dpシリーズサイト
http://www.sigma-global.com/jp/cameras/dp-series/