DJIから新たなスマートフォン用スタビライザー「DJI OM 4」が登場|DJI
DESIGN / DIGITAL
2020年9月9日

DJIから新たなスマートフォン用スタビライザー「DJI OM 4」が登場|DJI

DJI|ディージェイアイ

使いやすさと高機能を両立 より高度なスマホ撮影が可能

DJIから新たなスマートフォン用スタビライザー「DJI OM 4」が登場した。「Osmo Mobile 3」の後継として、さまざまなアップデートが施されており、自身のスマートフォンでプロフェッショナル並みのコンテンツ制作が可能だ。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

2種類のアタッチメント搭載で、さまざまなシーンに対応

民生用ドローンと最先端カメラ技術を持つDJI。手持ちカメラシリーズは弊誌でも紹介している
この度DJIがリリースしたのはスマートフォン用スタビライザー「DJI OM 4」だ。

DJI - OM 4 紹介映像

好評を博したスタビライザーOsmo Mobile 3の最新機種に当たる本製品は、名称も「DJI OM 4」と刷新。簡単なステップで、注目度が高いコンテンツを制作できる。
折り畳み式のデザインが採用されているので、携帯性に優れており、どこへでも持ち運ぶことができるのが特徴。完全充電時のバッテリー駆動時間は15時間。必要であればモバイルバッテリーとして他のデバイスも充電できる。
ほとんどのスマートフォンと互換性があり、強力なモーターを採用しているため、「Osmo Mobile 3」と比べて、より重量のあるスマートフォンでもしっかりと装着することができる。
           
またアタッチメントには状況に応じて2種類から選択でき、スマートフォンの取り付けやバランス調整がこれまで以上に簡単になっている。
1つは軽量金属製アタッチメントである磁気スマートフォンクランプ。スマートフォンの背面をしっかりとグリップし、つけたまま通常通りスマートフォンを使用できる一方で、撮影時にはDJI OM 4にすぐに装着できる。
2つ目が、磁気リングホルダー。スマートフォンの背面に接着し、磁石でDJI OM 4にすぐに取り付けることができ、バランス調整の必要もない。直感的な操作設計により、ユーザーはDJI OM 4の基本機能を片手だけで操作可能だ。
使用しない場合はスタンバイモードにでき、再度使いたい時は簡単に解除し、すぐに使い始めることができる。
               
撮影機能についても大幅なアップデートが施された。
被写体を選択するだけで、自動的に追跡しジンバルが作動する「ActiveTrack 3.0」を搭載。今回は新たに人/子ども/ペットなどの被写体の識別が改善。また操作性向上のため、アクティブトラック中の構図を、専用ジョイスティックを使用することで調整できるようになった。
操作もハンドジェスチャーに対応。動画撮影の開始・終了を操作したり、写真撮影を簡単に行なえる。セルフィ―撮影やセルフタイマーを設定せず撮りたいグループ写真にぴったりの機能だ。
加えて、事前にプログラムされたジンバル操作やモードを使用することで、ユニークなジンバル動作や、プロフェッショナルのような動画撮影も可能になっておいる。
そのほか、自動ズームで背景をドラマチックに動かす「DynamicZoom」、タイムラプス、スローモーション、パノラマ撮影など、多彩な機能が搭載されている。
DJI シニア プロダクトラインマネージャーのポール・パン氏はこうコメントする。
「スマートフォン用スタビライザーDJI OMシリーズは年々進化し続け、より強力な手ブレ補正機能で、誰でも簡単に安定した写真や動画の撮影ができるようになりました。新設計の磁気アタッチメントや折りたたみ式デザインにより、DJI OM 4はさらなる進化を遂げ、ジンバルを使ったことがないユーザーでも、皆が惹きつけられるようなコンテンツを作成できます。
新しい生活様式により、世界中の人々が日々の過ごし方を改めて考えるようになりました。仕事のみならず、家族との繋がりや生活の中での喜びを共有するためにスマートフォンを活用することが多くなった現在、DJI OM 4は、楽しく滑らかで魅力的な映像を撮影するための、スマホ撮影に必須のサポートツールとなるでしょう。」
日々進化するスマートフォンの進化に合わせて最適な進化を遂げた「DJI OM 4」。誰でも手軽に高品質な写真や映像を作れる、日々の生活を楽しく彩ってくれるデバイスだ。
DJI OM 4
  • サイズ|
  • 展開時:276×119.6×103.6 mm
  • 折りたたんだ状態:163×99.5×46.5 mm
  • 重量|
  • ジンバル:390 g
  • 磁気スマートフォンクランプ:32.6 g
  • 磁気リングホルダー:11.4 g
  • 駆動時間|15時間 ※ジンバルのバランスが完全に取られており、理想的な条件下で使用した場合
  • 充電時間|2.5時間 ※10W充電器で測定
  • 価格|1万6500円
  • https://www.dji.com/jp/om-4
問い合わせ先

DJI JAPAN
https://www.dji.com/jp