40回目を迎える「2020年度ライカ・オスカー・バルナックアワード」開催|LEICA
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2020年2月13日

40回目を迎える「2020年度ライカ・オスカー・バルナックアワード」開催|LEICA

LEICA|ライカ

1979年から続くフォトアワード

ライカは、今年度も国際写真コンテスト「ライカ・オスカー・バルナックアワード」(LOBA)を開催する。このアワードは1979年から始まり、今回で40回目の開催となる。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

今年度から推薦による応募形式に変更

「ライカ・オスカー・バルナックアワード」は、1914 年にコンパクトで持ち運びが簡単になった画期的なライカを考案して写真の世界に革命をもたらした人物、オスカー・バルナックの功績を称えて、1979 年に設立された。

1980年にフロリス・ベルカンプ氏が初代受賞者に輝いた。その後、セバスチャン・サルガド氏(2 度受賞)、ヤン・グラルップ氏、ドミニク・ナール氏(新人部門初代受賞者)、ジェーン・エヴリン・アトウッド氏、ユージン・リチャーズ氏、クリス・スティール=パーキンス氏といった著名な写真家が受賞している。
本アワードは、プロの写真家を対象とした一般部門「ライカ・オスカー・バルナック・アワード」と新人部門「ライカ・オスカー・バルナック・ニューカマーアワード」の2つの部門で構成される。
今回大きなトピックとなるのは、今年度から推薦者からの推薦による応募形式に変更されたことだ。昨年度までは写真家本人からの応募形式を採用していた。

ライカ・ギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクター カリン・レーン・カウフマン氏
推薦を受けた候補者からファイナリストを選び、最終的に受賞者を決定する流れとなる。推薦者を務めるのは、世界30ヵ国以上から選定した、世界的に著名な写真のエキスパート70名。推薦形式への変更により、ファイナリストに選出されたことで、写真の世界で大きな影響力を持つ高名な人物たちから直接その実力を認められて選出されることになる。

一般部門の「ライカ・オスカー・バルナックアワード」では、推薦者が各自の基準に基づいてさまざまな写真家の作品を評価・審査し、それぞれ3名の写真家を推薦する。

写真家が推薦を受けるための唯一の条件は、「人びととその周辺環境との関係」をテーマにしたドキュメンタリーまたはコンセプチュアルが写真作品であること。

また新人部門の「ライカ・オスカー・バルナック・ニューカマーアワード」では、各推薦者が30歳未満の写真家を1名推薦する。


2020年5月にドイツ・ウェッツラーのライカ本社にて審査員が審査を行ない、今年度の受賞者が決定される予定だ。一般部門の受賞者には、本アワード史上初めて4万ユーロ(約480万円)の賞金が贈呈される。

また昨年同様に1万ユーロ(約120万円)相当のライカカメラ製品も贈呈される。

新人部門の受賞者には賞品として、写真プロジェクトへの参画とウェッツラーのライカ本社を巡る2週間の旅が贈呈される。また5000ユーロ(約60万円)相当の「ライカ Q」シリーズのカメラも贈呈される。

LOBA 2019 受賞者
授賞式は2020年9月24日。併せて、才能豊かな写真家を称えるLOBAの40周年を記念して、本年度の受賞作品と一部の過去の受賞作品を一堂に展示する特別写真展を、エルンスト・ライツ・ミュージアムとライカギャラリー・ウェッツラーにて開催を予定している。
さらに写真展開催に合せて、受賞者のプロフィールなどの詳細と作品全点を掲載した雑誌も出版されるという。
ライカ・ギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクターであり、本アワードの審査員長を務めるカリン・レーン・カウフマン氏は「ドキュメンタリー写真は、ライカの製品が築いてきた豊かな写真史を彩る中心的な存在であり、現在もライカブランドと深く結びついています。独創性あふれるドキュメンタリー写真家への栄誉である LOBA は今年度、第 40 回目を迎えます。推薦による応募という新方式を導入し、世界的にも一層注目される、さらに権威ある賞への発展を目指すのは、まさにこの節目にふさわしい試みであると考えています」とコメントした。
問い合わせ先

ライカ カスタマーケア
Tel.0120-03-5508

                      
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