カセットの魅力を堪能。ティアックのダブルカセットデッキ|TEAC
TEAC|ティアック
個人向け・業務用を新たにリリース
近年、カセットテープの人気が再燃してきている。柔らかい音や所有する満足感があることがその理由だ。この度、ティアックから個人向け・業務用のダブルカセットデッキがリリース。どちらもデジタルオーディオに対応した、現代にふさわしいカセットデッキだ。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
ダブルカセットデッキ『W-1200』
ティアックが新たにリリースするダブルカセットデッキ『W-1200』は、ワンウェイ(片道走行)カセットメカを2基搭載したダブルデッキに、マイクミキシング機能やUSBデジタル出力を備えた、マルチに使えるカセットデッキだ。
近年カセットテープは、アナログの音がもつ温もりや柔らかさ、所有する満足感があることから、レコードとともに人気が高まっている。
『W-1200』は、カセットデッキとしての基本性能とデジタルオーディオ時代にマッチしたインターフェースを備えたプロダクトとして開発された。手持ちのカセットテープ・ライブラリーの忠実な再生だけでなく、カラオケ用途や会議の音声議事録再生、パソコンでのデジタル録音にも対応するなど、幅広く活用できる機能を備えているのだ。
テープヒスノイズを低減するノイズリダクションシステム、USB出力端子、ノーマルテープ・クロームテープ・メタルテープの自動検出機能も装備。 手持ちの思い出のカセットを久々に再生してみるのもいいだろう。
業務用ダブルカセットデッキ『202MKⅦ』
『202MKⅦ』は、TASCAM 202MKⅥの後継機となるダブルカセットデッキ。業務用として安定性、耐久性を備えたワンウェイのICロジックトランスポートコントロールを採用した録音・再生メカを2系統搭載している。設備音響現場での運用に適したカセットデッキなのだ。
カセット複製の手間を削減できるTAPE1/2の同時録音機能や、カラオケ、アナウンス用途に便利なレベルコントロール付マイク入力を装備。またマイクミキシング機能も搭載し、音響現場に欠かせない機能を備えている。
TASCAM 202MKⅥと比較すると、ノイズリダクション機能、ヘッドホンのレベル調整機能、USBデジタル出力端子、専用ワイヤレスリモコンなどが追加され、現在のオーディオシーンにふさわしいアップデートが施されている。
W-1200
サイズ|約W435×H145×D285.8mm
重量|約4.1kg
電源|AC100V、50/60Hz
消費電力|14W
付属品|リモコン(RC-1331)、 リモコン用乾電池(単3)×2、RCAオーディオケーブル×2、 取扱説明書(保証書付き)
発売日|2018年3月下旬
価格|オープンプライス(想定売価5万円前後)
202MKⅦ
サイズ|約W482×H138.3×D285.8mm(突起部を含む)
重量|約5.4kg
電源|AC100V、50/60Hz
消費電力|14W
付属品|リモコン(RC-1331)、 リモコン用乾電池(単3)、ラックマウントビスキット、 取扱説明書(保証書付き)
発売日|2018年3月下旬
価格|7万円(税別)