EVENT|第2回「燕三条 工場の祭典」開催期間決定
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2014年12月29日

EVENT|第2回「燕三条 工場の祭典」開催期間決定

燕三条 工場の祭典

新潟県燕三条地域の企業が一斉に工場を開放する、年に一度のイベント

第2回「燕三条 工場の祭典」開催期間決定!

昨年10月に第1回が開催され、日本各地より約1万人を超える来場者が訪れ大きな反響を呼んだ「燕三条 工場の祭典」。今年4月にはミラノで活動している団体から招待を受けてミラノサローネに出展し、元機関車工場跡地の施設「La Fabbrica del Vapore(ファブリカ・デル・ヴァポーレ)」で展示した。そして第2回「燕三条 工場の祭典」が、10月2日(木)から10月5日(日)の4日間開催されることが決定した。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

普段は閉ざされた工場59拠点が開放される“工場を巡る旅”

新潟県燕三条地域の名だたる企業のもの作りの現場を見学・体験できるイベント「燕三条 工場の祭典」。工場で働く人びとと気軽に触れあい、日本のものづくりの現場を見学することができる貴重な機会として昨年大きな話題となった。

第2回となる今年は「旅」をテーマに、普段はほとんど閉ざされている工場を期間中のみ開放。実際に現場が体感できるほか、参加工場のなかには、見学ツアーや体験型ワークショップなどさまざまな取り組みもあり、子どもから大人まで楽しめる。

また今年はあらたに複数の工場を会場に、公式レセプションパーティーの実施も予定(詳細は下記のHP参照)しているそうだ。

イベントとの連携コンテンツにも注目

「燕三条 工場の祭典」では連携コンテンツとして、ナイフ、フォーク、スプーンなどの金属洋食器をはじめ、鍋、フライパン、包丁などの台所用品や家庭雑貨、伝統工芸品として有名な茶筒、茶たく、水差しなどの鎚起銅器(ついきどうき)製品が時価の2~5割引で販売される「燕青空即売会」や、旬の野菜などを楽しめる特別なカフェ空間、燕三条「畑の朝カフェ」なども開催。地元の魅力と気軽に触れあえる。

江戸時代から“金物の街”として栄えた燕三条地域には、職人による高度な手作業に注文が集まり、オーダーから商品が手もとに届くまで数年待ちという品も少なくない一方、なかには後継者不足から技術の継承に悩みを抱える工場もあるという。楽しい工場見学とともに、そんな工場の現状にも触れてみたい。

第2回「燕三条 工場の祭典」開催概要
開催日程|10月2日(木)~10月5日(日)
時間|9:00~16:00(12:00~13:00を除く)
※工場によっては例外があるためHPより要確認
参加工場数|59カ所(※6月23日現在)
開催地|新潟県三条市・燕市全域
JR東日本「燕三条駅」より臨時バス運行予定
主催・運営|「燕三条 工場の祭典」実行委員会
イベント全体監修|method
アートディレクション/デザイン|SPREAD
編集(ブックレット)|BACH

燕三条 工場の祭典 公式サイト

http://kouba-fes.jp
公式Facebookページ
https://www.facebook.com/koubafes

           
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