エコ&アート アワード 2012 若く、そしてエコなデザインが集結!
Design
2015年1月8日

エコ&アート アワード 2012 若く、そしてエコなデザインが集結!

エコ&アート アワード 2012

若く、そしてエコなデザインが集結!

今回で4回目を迎える「エコ&アート アワード」の作品展が、新宿のコニカミノルタプラザで3月4日から開催される。“環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン”をテーマとしたアートコンペ「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード 2012 supported by Pen」の応募作品279のなかから選出された39の作品が展示される予定だ。

Text by SUGIURA Shu(OPENERS)

3.11を受けて「next ACTION 部門」も新設

2009年より毎年行われているエコ&アート アワードの作品展。16歳から35歳までの若手クリエイターやアーティストらが作る、アートの視点で環境活動(エコ)を促進するための芸術作品、製品デザイン、グラフィックデザイン、またはそのコンセプト、アイデアが対象で、毎年ユニークな作品が誕生している。

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ビジュアルアーツ部門の展示作品。

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プロダクト&コミュニケーション部門の展示作品。

これまで「ビジュアルアーツ部門」「プロダクト&コミュニケーション部門」の2部門で選考がおこなわれてきたが、今回は、苦境、逆境から日本を救うためにアートの力を活用したいと、「next ACTION」なる部門も新設。3.11の事象を深く追求した作品、日本の復興や未来への扉をあけるアイデアを募集した。

審査には、雑誌『Pen』編集長の安藤貴之氏、“70億人の人類が地球で生き残るためのプロジェクト”をテーマに、社会をリデザインする会社リバースプロジェクトを率いる俳優の伊勢谷友介氏らが参加。「今回の応募作品には、メッセージ性の高いものが多いと感じました。これは、3.11の影響も多分にあるかと思います。時代と真摯に、そして前向きに向き合っている印象」と安藤氏が語るように、前回とくらべて社会性のある作品が多いのが今回の特徴だ。

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今年から設けられたnext ACTION部門の展示作品。

エコ&アート アワード,コニカミノルタプラザ,KONICA MINOLTA, 5

next ACTION部門からは9作品が展示される。

エコ&アート アワードといったコンセプトは、3.11以降、より大きな意義をもつ。作品展では、これからのデザインを考えるきっかけになる作品に出合えるはずだ。

「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2012 supported by Pen」作品展
会場|コニカミノルタプラザ ギャラリーB&C
東京都新宿区新宿 3-26-11 新宿高野ビル 4F
Tel.03-3225-5001
期間|2012年3月4日(日)~3月22日(木)
10:30~19:00 ※最終日は 15:00 まで
期間中無休
入場無料

           
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