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2019年11月6日
8シリーズ第3のモデル──ラグジュアリー4ドアクーペ「BMW 8シリーズ グランクーペ」がデビュー|BMW
BMW 8 seriesGran Coupe|BMW8シリーズ クーペ
ラグジュアリー4ドアクーペ「BMW 8シリーズ グランクーペ」がデビュー
ビー・エム・ダブリューは、BMWの最上級クーペである8シリーズのラインナップに4ドアモデルの「BMW8シリーズ グランクーペ」を新たに加え、販売を開始した。
Text by HARA Akira
美しいデザインと快適な居住性を両立
クーペ、カブリオレに続く8シリーズ3番目のボディータイプとなる4ドアクーペの「BMW8シリーズ グランクーペ」。ボディサイズは全長5,085×全幅1,930×全高1,400mm。4ドア化のためクーペより全長で230mm長く、ホイールベースも205mm長い3,025mmとなっている。これにより、クーペモデルとは感じられないほどの広々とした室内空間を確保したという。
ボディ骨格の内部(センタートンネル)にカーボン素材を用いるカーボンコア構造を採用することで車体剛性を大幅に高めるとともに、高い造形技術によりルーフ後端からCピラー、リアフェンダーにかけて絞り込まれ、くびれが美しく洗練されたボディスタイルを演出した。
サスペンションはグランクーペ専用設計とし、クーペに対して30mm拡大したリアトレッド、インテグラル・アクティブステアリング、アダプティブMサスペンション・プロフェッショナルなどにより、ロングホイールベース化に対しても妥協することなく「駆け抜ける歓び」を実現したと謳われる。
パワートレーンは「840iグランクーペ」が搭載する最高出力340ps(250kW)、最大トルク500Nmの3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジン、「840d xDriveグランクーペ」が搭載する同319ps(235kW)/同680Nmの3.0リッター直列6気筒ディーゼルエンジン、「850i xDriveグランクーペ」が搭載する同530ps(390kW)/同750Nmの4.4リッターV型8気筒ガソリンエンジンの3種類。
トランスミッションは全車8段ATを採用し、駆動方式はxDriveモデルは4輪駆動、840iはシリーズ初のリア駆動(FR)を採用した。
機能面では、他モデルと同様に「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」や、「OK、BMW」などの言葉で起動する「BMWインテリジェント・パーソナルアシスタント」、総合テレマティクス・サービスの「BMWコネクテッド・ドライブ」などを標準装備する。
価格は840iグランクーペが1,152万円〜1,298万円、840d xDriveが1,226万円〜1,372万円、850i xDriveグランクーペが1,715万円となっている。
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