日産が3Dプリンターを活用し医療用フェイスシールドを製造|Nissan
CAR / NEWS
2020年4月21日

日産が3Dプリンターを活用し医療用フェイスシールドを製造|Nissan

NISSAN|日産自動車

日産が医療用フェイスシールドを製造

日産自動車は、各地で猛威を振るう新型コロナウイルス対策の一環として医療用フェイスシールドを製造し、逼迫する日本の医療現場へ提供すると発表した。

Text by HARA Akira

海外の生産拠点でも医療現場への支援を開始

製造は各事業所が所有する3Dプリンターを活用して行い、まずは4月からテクニカルセンター、総合研究所、横浜工場で月約2,500個のペースで開始し、医療現場に提供する予定だという。
さらに日本政府の要請に基づいて、人工呼吸器と人工心配装置の製造メーカーへの支援の検討を始め、日産グループとしてこれら医療用機器製造のための工程改善の提案、増産場所や人材の提供、不足部品の供給などを行うとした。
さらに、海外の生産拠点でも医療現場への支援を開始。米国では3Dプリンターを活用して医療用フェイスシールドの生産を行い、ミシガン、ミシシッピ、テネシーの各州の医療施設へ寄付している。
また英国では、サンダーランド工場の従業員がボランティアで医療用フェイスシールドの提供を支援。今週までに7万7,000個、その後は最大で毎週10万個を出荷する見通しで、さらに生産応力を大幅に引き上げるための射出成形機の購入を援助しているとのこと。
スペインでもサンパウ病院、QEVテクノロジーズ、Eurecatとコラボレーションし、バルセロナのパワートレイン工場で人工呼吸器の生産を開始するという。
日産グループでは、引き続いて自動車開発および生産で培ったノウハウや保有する設備を活用し、各国の政府や関係者と連携、新型コロナウイルス感染拡大防止への支援を進めていくとしている。
問い合わせ先

日産お客さま相談室


Tel.0120-315-232(9:00-17:00、12/31-1/2を除く)

http://www.nissan.co.jp/

                      
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