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2021年9月21日
サーキットがメインステージのM4にカブリオレモデルが誕生|BMW
BMW M4 Cabriolet Competition M xDrive|BMW M4カブリオレ コンペティション M xドライブ
サーキットがメインステージのM4にカブリオレモデルが誕生
ビー・エム・ダブリューは、Mハイパフォーマンスモデル「M4」のラインアップにカブリオレの「M4 カブリオレ コンペティション M xドライブ」を追加。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
ルーフには約18秒で開けられるキャンバス製ソフトトップを採用
BMW M社が開発するMモデルの中でも、サーキットで養われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデルにオープンエアを楽しめるモデル「M4 カブリオレ コンペティション M xドライブ」が誕生した。
ルーフには、閉じている状態から約18秒で開けることが可能なキャンバス製ソフトトップを採用。エクステリアは、フロントに迫力ある縦型の大型キドニー・グリルが、水平方向にはダブル・バーが用いられ、大出力に合わせエンジンの冷却機能を高めるための大型エア・インテークがほかのモデルとの違いをアピールする。
リアでもMスポーツエキゾーストや空力性能を高めるディフューザーを盛り込み、トレッドをワイドにすることで、ハイパフォーマンスモデルにふさわしいスタイルを演出。このほかにもMモデル専用となるサイドギルやドアミラー、ダウンフォース性能を得るためのリアスポイラーを標準装備する。
インテリアは、MスポーツシートやMのロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネルやM専用ステアリングなどをセッティング。よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケットシートもオプションとして用意された。
パワーユニットは圧力損失を最小限にし、流体抵抗を極めて低く抑えレスポンスを最適化することで高効率を実現する給気ダクトや、高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストンなど、サーキットで培われた多くの技術を搭載。
3リッター直列6気筒ツインターボのガソリンエンジンは最高出力375kW(510ps)、最大トルク650Nmを発生。ドライブロジック付きの8段MステップトロニックATと、M専用のAWDシステム「M xドライブ」を介して4輪を駆動。0-100km/h加速は3.7秒を記録する。
また、ボディを含め、ドライブトレーンを構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化を実現。Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、スポーツドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地も向上させた。
走行モードでもサーキットから街中まで快適にドライブできるよう「4WDモード」のほか「4WDスポーツモード」、さらには車両を操作する喜びをダイレクトに味わうことができる後輪駆動の「2WDモード」も用意されている。
安全装備でも、ハンドルから手を放して走行が可能なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能や、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備。中でもパーキング・アシスタントの機能には、車両が前方に前進したルート最大50mまでを記録し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能なリバース・アシスト機能も盛り込まれた。
インフォテインメントシステムには、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載。起動する際は「OK,BMW」だけでなく、「4シリーズ」と呼びかける言葉を任意で設定することも可能となり、より自然な会話に近い言葉でドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスにつなげ、車内でのパートナーとしての役割を担う。
「M4 カブリオレ コンペティション M xドライブ」の価格は1433万円。デリバリーは2021年9月以降が予定されている。
BMW M4 Cabriolet Competition M xDrive|BMW M4カブリオレ コンペティション M xドライブ
- ボディサイズ|全長4,805×全幅1,885×全高1,395mm
- ホイールベース|2,855mm
- 車両重量|1,930kg
- エンジン|2,992cc直列6気筒ガソリンツインターボ
- 最高出力|375kW(510ps)/6,250rpm
- 最大トルク|650Nm/2,750-5,500rpm
- トランスミッション|8段AT
- WLTCモード燃費|9.6km/ℓ
- 価格|1433万円
問い合わせ先
BMW カスタマー・インタラクション・センター
Tel.0120-269-437(平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
https://www.bmw.co.jp/