40年以上の歴史を誇るBMW製ツアラーモデルの最新型「R 1250 RT」がデビュー|BMW
CAR / NEWS
2021年3月15日

40年以上の歴史を誇るBMW製ツアラーモデルの最新型「R 1250 RT」がデビュー|BMW

BMW R 1250 RT|BMW アール 1250 アールティー

BMW、レーダークルーズコントロールなど最新装備を搭載したツアラーモデル「R 1250 RT」発表

ビー・エム・ダブリューは、ダイナミックツアラーモデル「R 1250 RT」の新型を発表。BMWモトラッド正規ディーラーで予約注文の受付をスタートした。

Text by YANAKA Tomomi

ツーリング性能、運動性能を向上させるとともに、安全性能も強化

長時間のツーリングを最大限に楽しめるよう、快適さとダイナミックなドライビングを両立させるべく開発された「R 1250 RT」。40年以上にわたる歴史を誇るモデルに新型が登場した。
パワーユニットは、これまでと変わらない伝統の1254ccの2気筒ボクサーエンジンを搭載し、最高出力100kW(136ps)を発生。吸気側のバルブタイミングとバルブ・リフト量を可変制御するシフトカムテクノロジーが採用され、全エンジン回転域でパワーを発揮することで、なめらかで洗練された作動に実現し、省燃費や低排出ガスにも貢献する。
新型では新開発のフロント・フェアリングの採用により、空力性能も向上。ツーリング能力と運動性能を向上させた。フロント・フェアングのデザインは、こちらも新採用のフルLEDヘッドライトの周囲を囲むデザインになっただけでなく、フェアリング上部の高さも低くすることで、ライダーの視野を広げ、より軽量かつダイナミックな印象をもたらす効果も。
運転機能では、ハンドブレーキ・レバー、フットブレーキ・レバーのどちらを操作してもフロントとリアのブレーキを同時に作動させるシステム、フル・インテグラルABSプロを標準装備。
また、新たにアクティブクルーズコントロール(ACC)も装備しており、前車との距離をレーダーセンサーにより測定、走行状況に応じて加減速を調整することで、ライダーにリラックスしたツーリングのサポートを行う。車間距離の調整はスイッチで操作でき、調整状況はTFTメーター内に表示。コーナリング時は車体傾斜角に応じて自動的に速度を低下させる。ACCの作動条件は30~160km/hとなる。
一方、こちらも標準装備のダイナミッククルーズコントロール(DCC)は単独走行の際に下り坂などでもエンジンブレーキを基本的に活用し、必要に応じてフル・インテグラル・ブレーキが自動的に作動することで設定された速度を維持する。
運転モードでも可能な限り最高のトラクションと安全性を提供するダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)のほか、「エコ」ライティングモードも新たに標準装備。さらに、「プロ」ライティングモードでは新機能のダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール(MSR)も装備され、コースティング・オーバーランモードでの走行中にシフトダウンした場合には後輪制動がかかり過剰なスリップや不安定な走行状況になることから安全に回避させる。
「R 1250 RT」の価格は307万円で、デリバリーは2021年3月下旬の予定。
問い合わせ先

BMW カスタマー・インタラクション・センター
Tel.0120-269-437(受付時間: 平日 9:00-18:00 )

問い合わせ先

BMW Motorrad ウェブサイト
https://www.bmw-motorrad.jp

                      
Photo Gallery