新型SLがジャパンプレミア──F1由来の直列4気筒ターボを搭載した最新のロードスターとして登場|Mercedes AMG

発表回のステージで新型SLを紹介するメルセデス・ベンツ日本 上野金太郎 代表取締役社長

CAR / NEWS
2022年10月26日

新型SLがジャパンプレミア──F1由来の直列4気筒ターボを搭載した最新のロードスターとして登場|Mercedes AMG

2+2シートを復活させ、遮音性にも優れたソフトトップを採用

エクステリアに目を移してみよう。デザインは、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」にAMGのスポーティな要素を取り入れており、長いホイールベースと短いオーバーハング、そしてブラックペイント仕上げのフレームを持つ大きく傾斜したウインドスクリーンによって低く構えるSLならではのプロポーションを維持。
フロントでは、AMG専用のフロントグリルが与えられ、くびれのあるサイドの形状がSLの持つパワーを強調する。リアエンドは、省スペース軽量型のZフォール度のソフトトップを採用。このソフトトップには防音マットが挟まれ、日常的に利用できる実用性と静粛性をかなえるとともに、車両の軽量化にも貢献。開閉は約15秒で、車速60km/hまでであれば走行中でも開閉可能だ。
インテリアは初代300 SLロードスターに始まる伝統を現在に蘇らせたものとメルセデスAMGでは説明。ミニマリズムを感じさせる300 SLロードスターに習い、アナログ的幾何学フォルムとデジタル技術を融合した「ハイパーアナログ」と呼ばれるデザインが採用されたという。
復活した2+2レイアウトの後席は身長150cm、チャイルドセーフティシート装着時は135cmまで乗車可能となり、後席を使わないときはゴルフバックなど積み込む追加の収納スペースとしても利用できる。
「メルセデスAMG SL 43」には、ほかのメルセデス・ベンツの車両と同じく対話型インフォテインメントシステム「MUBX」やテレマティクスサービス、安全運転システムの「インテリジェントドライブ」なども標準装備された。
価格は1648万円となる。
Mercedes AMG SL 43|メルセデス AMG SL 43
ボディサイズ|全長4,700×全幅1,915×全高1,370mm
ホイールベース|2,700mm
トレッド前/後|1,660/1,625mm
エンジン|1,991cc直列4気筒ターボ
最高出力|280kW(381ps)/6,750rpm
最大トルク|480Nm/3,250-5,000rpm
トランスミッション|9段AT
駆動方式|後輪駆動
ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前/後|265/40R20 / 295/35R20
問い合わせ先

メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

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