AMG S63史上もっともパワフルでダイナミックなモデルが30台限定で登場|Mercedes AMG
CAR / NEWS
2023年10月2日

AMG S63史上もっともパワフルでダイナミックなモデルが30台限定で登場|Mercedes AMG

Mercedes AMG S63 E Performance Edition1|メルセデス AMG S63 E パフォーマンス エディション1

F1譲りのテクノロジーを採用した史上最強のAMG S63

メルセデス・ベンツ日本は、フラッグシップモデル「Sクラス」のトップパフォーマンスモデル「メルセデス AMG S63 E パフォーマンス エディション1」を発表。30台限定で販売する。

Text by YANAKA Tomomi

トータル最高出力590kW、最大トルク1,430Nmを発生

駆動システムは4.0リッターV8ツインターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発のバッテリー(13.1kWh)、さらにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変分配四輪駆動システム「4MATIC+」を組み合わせたもの。
エンジンとモーターによるシステム全体では、最高出力590kW(802ps)、最大トルク1,430Nm以上を発生。0-100km/h加速はわずか3.3秒を記録する。
同車が搭載するAMGハイパフォーマンスバッテリー(HPB)は、メルセデスAMGペトロナスF1チームが使用しているF1ハイブリッドレーシングマシンで用いられたテクノロジーをもとに開発。高出力を頻繁に繰り返し発生できる能力と、ブレーキングや下り道で生まれる強力な回生ブレーキ、さらには軽量構造とを兼ね備えることで、クルマの総合的なパフォーマンスが高められた。
運転モードを選択できる「AMGダイナミックセレクト」では、電動の「エレクトリック」から「スポーツ」、もっともダイナミックな「スポーツ+」など7つのモードを設定可能。「エレクトリック」にすると、バッテリーのみでもWLTCモードで37㎞走行でき、その際は連続出力80kW、最高出力140kW(10秒間)となる。
トランスミッションはAMGスピードシフトMCT9トランスミッションを搭載。またSクラスで初めてAMGダイナミックエンジンマウントを採用した。これにより、運転条件に合わせて剛性を無限に調整することができ、最適なドライビングダイナミクスに寄与するという。
エクステリアでもトップ・オブ・ザ・トップならではの存在感が放たれ、ボディカラーは、「MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)」で、随所にブラックアクセントが光る。
またSクラスで初めてとなる垂直ルーバーとセントラルスターグリルを備えたAMG専用フロントグリルをまとい、大きなサイドエアインレットを備えたジェットウィングデザインのフロントエプロンが備えられた。
リアにはスクエアタイプの4本出しエグゾーストエンドや、縦フィンとディフューザーボードも用いられたワイドディフューザーなどでAMGモデルならではのスポーティな世界観を表現。足元には21インチのAMGホイールとレッドペイントブレーキキャリパーを装着し、力強さが与えられているのもポイントだ。
室内は、Sクラスらしい高い質感はそのままに、AMG固有の機能を組み合わせており、AMGパフォーマンスステアリングやAMGスポーツペダルなどが備えられ、MUBXインフォテイメントシステムはAMGとハイブリッドモデルならではのディスプレイ表示や機能が含まれるという。ステアリングは左のみとなる。
「メルセデス AMG S63 E パフォーマンス エディション1」は30台限定の販売で、申し込みは10月17日(火)まで受け付け。30台以上の申し込みがあった場合は抽選となる。価格は4,040万円だ。
問い合わせ先

メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

                      
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