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2020年7月10日
カローラにSUVの新兄弟が誕生──トヨタが「カローラ クロス」をタイで世界初公開|TOYOTA
TOYOTA Corolla Cross|トヨタ カローラ クロス
トヨタ、コンパクトSUVの新型「カローラ クロス」をタイで世界初公開
トヨタは7月9日、カローラシリーズに新型コンパクトSUVの「カローラ クロス」を新たに追加し、タイで世界初公開した。タイでは同日から販売を開始し、今後、順次導入国を拡大するという。
Text by HARA Akira
パワートレーンはガソリンとハイブリッドの2種類
カローラシリーズは1966年に日本で初代を発売して以来、世界150以上の国と地域で累計4,800万台が販売されたトヨタのグローバルベストセラーカー。今回のカローラ クロスにより、世界的に需要が高まるSUVを新たにシリーズに加えたことで、これまで以上に充実したラインアップから選択できるようになったとする。
新型カローラ クロスのボディサイズは全長4,460×全幅1,825×全高1,620mm。ホイールベースは2,640mm。車の骨格にはTNGA(GA-C)プラットフォームを採用し、新型トーションビームサスペンションによる安定したフラットな走りと、広い居住空間、クラストップレベルのラゲージスペースを実現した。
パワートレインはハイブリッドとガソリンの2種類。ハイブリッド仕様は、最高出力72kW(98ps)/5,200rpm、最大トルク142Nm/3,600rpmの1.8リッター「2ZR-FXE」型ガソリンエンジンと、53kW(72ps)、163Nmのモーターを組み合わせたリダクション機構付きTHSⅡで、システム最高出力は90kW(122ps)を発生する。燃費は4.3ℓ/100km(タイ仕様)。
もう一方のガソリン仕様は、最高出力103KW(140ps)/6,000rpm、最大トルク177Nmの1.8リッター「2ZR-FBE」エンジンと、Super CVT-iトランスミッションの組み合わせで、燃費は6.5ℓ/100km。最小回転半径5.2m、5人乗りのFFという点はどちらも共通だ。
カローラ クロスは「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、ユーザーの期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指して開発した新しいSUV。
タイでの世界初公開に際して、開発責任者の亀山大三氏は、「カローラ クロスは、カローラの『新しい家族』であり、お客さまにとっても、時には友人、時には相棒、時には兄弟・姉妹と、まさに家族のような存在になりたいと考えています。大切な人、荷物、未来も、全てを載せて、カローラ クロスでお客さまの新しいストーリーを作るお手伝いができればと願っています」とコメントしている。
カローラにSUVの新兄弟が誕生──トヨタ、「カローラ クロス」をタイで世界初公開
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