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2021年2月16日
アヴァンギャルドとエレガンスが進化した新型DS 4をワールドプレミア|DS
DS 4|DS 4
アヴァンギャルドとエレガンスが進化した新型DS 4をワールドプレミア
DSオートモービルは、フルモデルチェンジした「DS 4」をワールドプレミアした。
Text by YANAKA Tomomi
ゼロエミッションで50km以上走行可能なPHEVモデルも設定
DS 4が2代目へとフルモデルチェンジした。 よりソリッドでアヴァンギャルドなデザインとなり、さらにプラグインハイブリッド(PHEV)モデルも展開される。
コンセプトカー「DS AERO SPORT LOUNGE」にインスパイアされたというボディは、全長4.4×全幅1.83×全高1.47メートルというCセグメントに属するサイズ。そこに最大20インチの大型ホイールが与えられ、独特の存在感が生み出された。
フロントのライトシグネチャーは、1967年型DSのオマージュともいえる指向性を持つ光源をが特徴で、さらに計98個のLEDによるデイタイムランニングライトを備えたDSマトリクスLEDビジョンシステムがDS 4の新たな“顔”を印象付ける。
リアに目を移すと、リアディフェンダーのシャープなエッジとボディワークがグロスブラックにペイントされ、DSバッジのあるCピラーを強調。筋肉質なエクステリアがより一層力強く見えるよう演出された。
モデルは中核となりエレガンスを感じさせるDS 4のほかに、SUVテイストのDS 4クロス、ダイナミックなDS 4パフォーマンスラインの3種類が展開される。
インテリアは、シームレスで人間工学に基づいたデジタルインテリアを採用。インターフェイスは3つのゾーンに分けられているのが特徴だ。新型DS 4にもDSの最上級インテリアグレード「オペラ」が設定され、アイコンともいえる腕時計のベルトをイメージしたウォッチストラップ・シートや一面に貼られたクリオロブラウンナッパレザーとブラウンアッシュウッドのトリムがラグジュアリーな空間を生み出す。
インフォテインメントシステムは10インチの「DS IRIS SYSTEM」で、音声とジェスチャーで制御することが可能。また、アイコンの配置などもパーソナライズドでき、スマートフォンのような操作性を実現したとDSでは謳う。
このほかにもPM2.5微粒子センサーや車内外の汚染検知センサーも備えた空気清浄システムも盛り込まれ、わずか数分で車内の空気を浄化できるフィルターシステムを追加することで車内に入ってくる空気の最適化が可能になるという。
シャシーはコンポジット素材などで軽量化。DS 4のために開発されたEMP2プラットフォームの新バージョンが用いられ、部品の70パーセントが新規設計もしくは、専用部品で構成される。
パワーユニットは、4気筒ターボエンジンに110psの電気モーターを組み合わせ、システム全体で225psを発生するPHEVモデルをローンチ時から設定。WLTP複合サイクルのゼロエミッションモードで50kmを超える航続距離を記録するという。
このほかにも異なる3種類の出力を展開するガソリンエンジンと、130psのディーゼルモデルもラインアップされる。
安全運転システムでは半自動運転システム「DSドライブ アシスト」をアップデートしたものを搭載。アクティブクルーズコントロールをはじめ、セミオートの追い越し、コーナーでの速度調整のほか、遠方の死角監視やブラインドスポットからの衝突などを避けるための後方のトラフィックセンサーなども盛り込まれた。
ボディカラーはカッパーゴールド、ラッカーグレーの2色の新色を含む7色を展開。フランス本国での発売は2021年末ごろが予定されているが、日本への導入時期は未定となる。
問い合わせ先
DSコール
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https://www.dsautomobiles.jp/