JEEP WRANGLER|ジープの伝統を継承する2010年モデル
JEEP WRANGLER|ジープ・ラングラー
ジープの伝統を継承する2010年モデル
クライスラー日本は、ジープブランドのクロスカントリーカー「ジープ・ラングラー」の2ドア4人乗りモデル「ジープ・ラングラー サハラ」を2010年6月26日より販売開始。さらに、「ジープ・ラングラー アンリミテッド アイランダー」を20年以上のときを経て復活させた。
文=オウプナーズ
ECOを意識したニューモデル
2ドア4人乗りモデルのラングラー サハラは、最高出力146kW(199ps)、最大トルク315Nm(32.1kgm)を発生する3.8リッターV6エンジンに4速オートマチックトランスミッションが組み合わせれているモデル。
2010年モデルから、「ECO」表示機能が搭載。燃費効率がよい走行時には、インストゥルメンクラスターの「ECO」ランプ横に“ON”が点灯し、ECO運転の目安になる。そして、坂道発進の補助としてヒルスタートアシスト(HAS)も装備。ドライバーがブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み替えるあいだの約2秒間そのまま保持し、システムがアクセルの踏みこみを検知するとブレーキ圧を減少させ、スムーズな発進を助ける。急坂あるいは、オフロード走行でもきわめて有効な機能だ。
また、フロントブレーキローターのサイズ変更により、高速道路でも確実なブレーキ機能を高めている。そして、新色のボディカラーとして、ナチュラルグリーンとストーンホワイトが追加となった。
インテリアには、バニティミラー付きサンバイザーを装備し、ルームランプにはオン、オフスイッチ機能を採用、左右独立してランプを点灯することができるようになった。ジープという確固たるブランドに、機能性という魅力がプラスされたことになるだろう。
ビーチスタイルのアイランダーが復活
さらに、ラングラー アイランダーが特別仕様車ラングラー アンリミテッド アイランダーとして復活した。1988年から1992年に米国ビーチスタイルを採り入れた同モデルは、ハワイ島付近の緯度経度の座標を刻んだアイランダー“Tiki Bob”ボンネットデカール、“Tiki Bob”ロゴ入りスペアタイヤカバーを装備している。カラーはサーフブルーパールコートのほか、ストーンホワイトクリアコートの2色が用意される。
シートはダークスレートグレー。サーフブルーのインサートとブルーのステッチのほか、シートバックには“Tiki Bob”刺繍ロゴをほどこしてある。また、革巻きステアリングホイールにもブルーのステッチがほどこされるほか、Mopar製のラバーフロアマットなどにより、ビーチスタイルが似合う雰囲気を強調している。
JEEP WRANGLER SAHARA|
ジープ・ラングラー サハラ
ボディ|全長4,185×全幅1,880×全高1,840mm
ホイールベース|2,425mm
車両重量|1,840kg
エンジン|3,782cc V型6気筒 OHV
最高出力|146kW(199ps)/5,000rpm
最大トルク|315Nm(32.1kgm)/4,000rpm
トランスミッション|電子制御式4速AT
タイヤサイズ|255/70R18(前後)
価格|361万2000円
JEEP WRANGLER UNLIMITED ISLANDER|
ジープ・ラングラー アンリミテッド アイランダー
ボディ|全長4,705×全幅1,880×全高1,845mm
ホイールベース|2,945mm
車両重量|1,980kg
エンジン|3,782cc V型6気筒 OHV
最高出力|146kW(199ps)/5,000rpm
最大トルク|315Nm(32.1kgm)/4,000rpm
トランスミッション|電子制御式4速AT
タイヤサイズ|245/75R17(前後)
価格|393万2250円
クライスラー・ジープ・ダッジコール
0120-712-812