ラ フェラーリ国内第一号車が納車。デリバリーはじまる|Ferrari
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2015年1月8日

ラ フェラーリ国内第一号車が納車。デリバリーはじまる|Ferrari

Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリ

ラ フェラーリ国内第一号車が納車。デリバリーはじまる

「Enzo Ferrari」につづくスペチアーレとして2013年のジュネーブショーで登場し、世界499台限定で販売された「LaFerrari」。ついに国内でのデリバリーが開始された。

Text by TAKEDA HiromiPhotographs by TSUKAHARA Takaaki

コーンズ芝で第一号車の納車式を開催

これまで日本国内においては「フェラーリブランチ」や「浅間モーターフェスティバル」などのイベント会場、あるいはクローズドコースでのみ、その勇姿を見せていたフェラーリ最新のスペチアーレ「LaFerrari」だが、このほどついに正式なナンバー登録が完了。2014年12月11日、コーンズ芝フェラーリ東京ショールームにて、第一号車の納車式が大々的に執りおこなわれることになった。

栄えあるLaFerrari国内第一号車のオーナーとなったのは、その座にもっとも相応しいであろう松田芳穂氏である。同氏はクラシックフェラーリの世界的コレクターであるとともに、「348Challenge」時代からフェラーリによるレース活動も積極的におこなってきた、まさしく生粋のフェラリスタである。

Ferrari|フェラーリ

Ferrari|フェラーリ

また2006年には、自国文化への貢献を認めたイタリア共和国政府から、功労勲章「イル コンメンダトーレ」を受勲している。控えめな気質のご本人は照れながら否定するのだが、少なくとも称号の上では、かの故エンツォ・フェラーリと同格であるとイタリア政府から認められた大人物なのだ。

この日は、まずコーンズ フェラーリ 東京ショールームの一角でワランティブックに調印したのち、フェラーリ・ジャパンのリノ・デパオリ社長とともに、今回の主役である鮮やかなイエローのラ フェラーリをアンベール。その後はコーンズ・モータースの猿丸社長からの花束贈呈を経て、フェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパンのメンバー有志とともにスプマンテ(銘柄はFERRARI)で乾杯がおこなわれるなど、実に華やかかつ暖かいセレモニーであった。

そして、この日のゲスト全員からの拍手喝采を受けつつ、LaFerrari国内一号車は松田さんへと引き渡されることになった。それは、現時点における最上位のフェラーリが、日本が誇るフェラリスタの一人に託された歴史的瞬間だったのである。

           
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