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2020年3月13日
フォルクスワーゲンが8世代目へと進化した新型ゴルフ「GTI」「GTD」「GTE」を発表|Volkswagen
Volkswagen GOLF GTI|フォルクスワーゲン ゴルフGTI
Volkswagen GOLF GTD|フォルクスワーゲン ゴルフGTD
Volkswagen GOLF GTE|フォルクスワーゲン ゴルフGTE
フォルクスワーゲンが8世代目へと進化した新型ゴルフ「GTI」「GTD」「GTE」を発表
独フォルクスワーゲン(VW)は、8代目となる新型ゴルフの「GTI」「GTD」「GTE」を発表した。GTIはガソリンモデル、GTEはハイブリッドモデル、GTDはディーゼルモデルとなる。
Text by HARA Akira
デジタル時代に向けたVWのスポーティアイコン
1976年にデビューした初代ゴルフGTIは、44年間にわたってガソリンエンジンを搭載したスポーティでコンパクトなクルマのアイコンとして世代を重ね、1982年にはターボディーゼルエンジンを搭載したゴルフGTD、2014年にはプラグインハイブリッドシステムを搭載したゴルフGTEと、そのバリエーションを増やしてきた。
新型では、デジタル化、ネットワーク化という時代のニーズに合わせた3つのバリエーション、3つのキャラクター、3つの高効率でクリーンな駆動システムを持つゴルフとして登場した。
ゴルフGTIは、最高出力180kw(240ps)、最大トルク370Nmを発生する2.0リッター4気筒ガソリンターボエンジン(EA888 evo4)を搭載。トランスミッションは標準で6段マニュアルギアボックス、オプションで7段DSGが選択可能になっている。
ゴルフGTEは、110kW(150ps)を発生する1.4リッターガソリンターボエンジン(EA211 TSI)と、85kWを発生する電気モーター、6段DSGトランスミッション、リチウムイオンバッテリーで構成するプラグインハイブリッドシステムを搭載し、システム合計で最高出力180kW(240ps)、最大トルク400Nmを発生する。
バッテリー容量を先代から50%アップした13kWhとすることで、電気モードでの航続距離は約60kmに延長され、最高速度は130km/hに達する。インフォテインメントシステム画面やナビゲーションシステムも、ハイブリッドシステムに合わせた仕様になる。
ゴルフGTDは、最高出力147kW(200PS)、最大トルク400Nmを発生する2,0リッター4気筒ディーゼルターボエンジン(EA288 evo)を搭載。7段DSGトランスミッションと、2つのSCR(選択的還元触媒)触媒コンバーターを備えたクリーンな排ガスシステムにより、長距離走行が得意なスポーツカーになったとする。
エクステリアでは、ボンネット先端に配した細いラインをGTIはレッド、GTEはブルー、GTDはシルバーとし、デイタイムランニングライトを点灯させるか、ドライバーがキーを持って近づく(オプション)とLEDストリップがそれぞれの色に点灯するという。
サイドは17インチアルミホイールと、ゴルフの特徴である太いCピラーが目を引き、リアではVWエンブレム下に配置したGTI、GTE、GTDの各エンブレムと、GTIの左右振り分けテールパイプ、GTDの左側デュアルテールパイプ、GTEの外から見えないエキゾーストテールパイプなどが差別化を果たしている。
インテリアは、3本シルバースポークステアリングホイールや、タータンチェック柄のスポーツシート、ゴルフボール型のブラックギアノブなどが伝統を引き継ぐ一方、10.25インチのデジタルコックピットと10インチナビゲーションシステムを組み合わせた「innovision Cockpit(イノビジョン コックピット)」と呼ばれるデジタルアーキテクチャーを搭載し、視覚と機能を一新している。
安全面では、最高速度210km/hまでドライバーをサポートするトラベルアシストやレーンアシスト、We Connectなどの統合モバイルオンラインサービス、路面と運転状況に対して反応するDCCアダプティブシャシーコントロールなどを搭載し、走行快適性を高めたとしている。
問い合わせ先
フォルクスワーゲン カスタマーセンター
Tel.0120-993-199
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