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2020年5月19日
BMWが史上最強のボクサーエンジンを搭載した新型R18発表｜BMW
BMW R18｜ビー･エム･ダブリューR18
BMWが史上最強のボクサーエンジンを搭載した新型R18発表
ビー･エム･ダブリューは5月14日、クラシックなデザインと現代的なテクノロジーを組み合わせたクルーザーセグメントの旗艦モデル「R18」を、BMWモトラッドで同日から受注を開始すると発表した。納車は2020年第4四半期以降になる予定。
Text by HARA Akira
量産モーターサイクル中最もパワフルな2気筒ボクサーエンジンを搭載
新型BMW R18は、設計段階からR5などの往年のモデルを参考とし、ダブルループ鋼管フレームやニッケルメッキされたユニバーサルシャフトドライブなど、魅力的な美しさを備えた歴史にルーツを持つプレミアムクルーザーだ。
搭載する新開発の空冷水平対抗2気筒エンジン「ビック･ボクサー」は、1,802ccの排気量から最高出力67kW（91ps）/4,750rpm、150Nm以上のトルクを2,000〜4,000rpmで発生する量産モーターサイクル中最もパワフルな2気筒ボクサーエンジンで、優れた牽引力と深みのあるエンジンサウンドを持つという。
クルーザーとしては珍しい機能である「Rain（レイン）」、「Roll（ロール）」、「Rock（ロック）」の3つのライディングモードを標準装備し、さらにオートマチック･スタビリティコントロール（ASC、解除可能）や、エンジン･ドラッグ･トルクコントロール（MSR）を装備することで、安全性を高めた。
また取り回しが容易なリバースアシストや、坂道発進が容易なヒルスタート･コントロールもFirst Editionに標準装備している。
R18のパーツ構成は、カスタムがしやすいデザインになっているのも特徴だ。それは、取り外しが容易なリアフレーム、より高い、またはより低いハンドルバーに対応できるブレーキやクラッチの油圧ラインとワイヤーハーネス、オイルチャンバーの外側に配置されたシリンダーヘッドカバーやベルトカバーなどに見られる。
価格は254万7,000円。また、クラシックなブラックフィニッシュに白のピンストライプを施したR18 First Editionが期間限定の導入記念モデルとして297万6,500円で用意される。
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