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2020年5月4日
トヨタグループが医療用フェイスシールドの生産を本格化|TOYOTA
TOYOTA|トヨタ
トヨタグループが医療用フェイスシールドの生産を本格化
トヨタ自動車やトヨタグループ各社は医療用フェイスシールドの生産を増産。当初は週に500~600個だったのに対し、4月27日(月)からはこれまでの約20倍となる月産4万個(約2,000個/日)レベルでの生産を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
今後は月産約7万個レベルまで生産を拡大
今回の新型コロナウイルス感染症の診断や治療に日夜尽力している医療現場を支援する取り組みを、「ココロハコブプロジェクト」と位置付けたトヨタ。
もともと「ココロハコブプロジェクト」は、東日本大震災の被災者を支援するためにトヨタ自動車やその従業員らが継続的に実施してきた支援活動の総称で、今回の新型コロナウイルスの拡大でも、「ココロハコブプロジェクト」として医療現場を支援していくという。
トヨタ自動車のほかにも、グループ会社でも同様にフェイスシールドの生産に着手しており、トヨタ自動車東日本では、4月20日に宮城県に3,000個提供したほか、トヨタ合成、ダイハツ工業、日野自動車でも試作を開始。ダイハツ工業や日野自動車は近隣の医療機関へ提供を始めているという。
また、豊田自動織機でも4月29日から月産1万個(約500個/日)の生産を予定しており、豊田車体でも5月中旬の生産開始に向け、検討を進めているとのこと。そのため、トヨタグループでは今後は月産約7万個(約3,600個/日)レベルまで生産を拡大する予定だ。
トヨタグループが医療用フェイスシールドの生産を本格化
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