DSライン第3弾「DS5」をジャパンプレミア

シトロエンの「DSライン」は、「伝統」「洗練」かつ「大胆に」をコンセプトに、前衛的なデザインとスポーティな走りを追求したモデル。「DS3」「DS4」につづく第3弾が、このたび日本初公開を果たす「DS5」である。

同モデルはコンセプトカー「Cスポーツラウンジ」がベースで、グランツーリスモとステーションワゴンを融合させたようなフォルム。センターコンソールや天井にはトグルスイッチを配し、航空機のコックピットを思わせる室内空間が特徴だ。同ショーには「黄褐色」という意味をもつ「Fauve（フォヴ）」というインテリアカラーを採用した車輛が展示される。

2010年9月にパリモーターショーで初公開されたクロスオーバーモデル「DS4」は、オプションパッケージの「Pack Perso（パック・ペルソ）」を装備したモデルが展示される。フロントバンパーやリアルーフスポイラーなどにはマットグレーアイテムを、フロントグリルやリアバンパーなどにはダーククロームパーツを採用。ドアミラーカバーにもクロームパーツをあしらいスポーティさを強調している。

WRC（世界ラリー選手権）で多くのタイトルを獲得した「シトロエン・レーシング」がチューニングを手掛けた「DS3 Racing」も出展される。展示車輛は専用カラーコンビネーションの「ノアール オブシティアン＋オレンジルーフ」で、フロント&サイドスカートやフェンダーにはカーボンパーツを採用。1.6リッターツインスクロールターボエンジンは、ターボチャージャーやコントロールユニット、エキゾーストなどに大幅な専用チューニングがほどこされたスペシャルバージョンとなる。DS3 Sport Chicに比べ最高出力は約32パーセント、最大トルクは約14パーセントアップさせている。

第42回東京モーターショーは、12月3日から11日まで東京ビッグサイトにて開催されている。