サーキットモデル「M2 CSレーシング」の専用レースがスタート|BMW
CAR / NEWS
2022年3月3日

サーキットモデル「M2 CSレーシング」の専用レースがスタート|BMW

BMW|ビー・エム・ダブリュー

サーキットモデル「M2 CSレーシング」の専用レースがスタート

ビー・エム・ダブリューは、サーキット専用車両「M2 CSレーシング」によるワンメイクレース「M2 CSレーシングシリーズ」を2022年4月からスタート。日本で唯一のBMWグループジャパンによるオフィシャルレースとなる。

Text by YANAKA Tomomi

本国のテクニカルレギュレーションなどが採用されたアジア初の専用レース

BMW M社が開発したサーキット専用モデルで、カスタマーレーシングにおけるエントリーモデルでもある「M2 CSレーシング」専用のレースが2022年4月、宮城県のスポーツランドSUGOからスタートし、同年12月にかけて開催される。
「M2 CSレーシング」は、3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンや、モータースポーツ専用のソフトウェアにより制御される7段DTCトランスミッションを搭載。最大トルクは550Nmを発生し、最高出力は各レース規定に基づき280-300psの間に設定でき、車両購入後に個人でパーツなどを追加することで450psまでチューンアップすることも可能。450psまで引き上げられたモデルも販売されている。
また「M2 CSレーシング」専用に製造されたドライブシャフトやタイヤの左右回転差を抑制するプリロード型の個別冷却システムを備えた機械式LSD(リミテッド・ステップ・ディファレンシャル)も標準装備されるなど、サーキットを走るために開発されたモデルだ。
2022年4月にスタートする「M2 CSレーシングシリーズ」は、現在ヨーロッパで開催されている「M2 CSレーシングカップ」に基づき、本国から提供されたテクニカルレギュレーションなどが採用されたアジアで初となる専用レース。
「BMW & MINIレーシング」の傘下としてMINIチャレンジジャパンとの共催となり、よりスタイリッシュで、スポーツラグジュアリーな大会として催される。
開催は4月のスポーツランドSUGOから始まり、5月には静岡県の富士スピードウェイ、7月には栃木県のツインリンクもてぎ、9月には岡山国際サーキット、そして12月に三重県の鈴鹿サーキットでファイナルを迎える。
参戦資格はJAF認定国内A級ライセンス以上で、年間を通した参戦のほか、スポット参戦も可能だ。

M2 CSレーシングシリーズ

  • 参加車両|M2 CSレーシング450psバージョン、M2 CS レーシング ベース・バージョン
  • 参加資格|JAF認定国内A級ライセンス以上
  • レース概要|予選20分間 / 決勝レース1(20分間+1 LAP)/ 決勝レース2(20分間+1 LAP)
  • エントリーフィー|シーズン価格192万5500円
  •          アーリーバード特典(2022年3月6日までに申し込みの場合)173万2500円
  •          スポット参戦38万5000円
問い合わせ先

BMW & MINI Racing委員会
Tel.052-684-5556
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/bmw_brand/mmodels/racing/m2csracingseries.html