進化した2019年モデルのキャデラックCT6登場|Cadillac
Cadillac CT6|キャデラックCT6
進化した2019年モデルのキャデラックCT6登場
ゼネラルモーターズ ジャパンは5月28日、2019年モデルに進化した最上級セダン「CT6」を、6月15日から販売すると発表した。
Text by HARA Akira
デザイン、トランスミッション、ナビなどが最新に
新型「CT6」は、2016年に米国ペブルビーチコンテストでお目見えしたキャデラックのコンセプトモデル「エスカーラ」のデザインを最初に採用したモデルである。ボディ全体を低く伸びやかなプロポーションとしたほか、クリスタルフォグ仕上げのフロントグリルや大径20インチホイール、アイコンである縦長のDRL(デイタイム ランニング ライト)とシャープな前後ライトにより、一目でキャデラックと分かる意匠とした。
パワートレインは、最高出力250kW(340ps)/6,900rpm、最大トルク386Nm/5,300rpmを発生する排気量3.6リッターのV型6気筒DOHCエンジンを搭載。新たに採用した10段ATとアクティブ オンデマンド四輪駆動、アクティブ リアステア(後輪駆動)、マグネティック ライド コントロール(磁性流体ダンパー)、62パーセントをアルミニウムとすることで100kgの軽量化を果たした高剛性ボディなどにより、雨や雪上など滑りやすい路面でも最適なスタビリティとハンドリングが提供されるという。
装備面では、日本国内専用として大手地図会社ゼンリンデータコムと共同開発した、世界初のDR(自律航法)マップマッチング対応クラウドストリーミング ナビゲーションを新たに採用している。システムは、GPSが測位できない環境でも車両搭載センサー(車速、向き、明るさ、傾き)が連携して位置測位するというもので、最新の地図を常にストリーミングすることができ、地図データ更新の手間からも解放されるという。通信はソフトバンクが運用する4G通信網を利用する。
さらに、視界を広げ死角を減らすリアカメラミラー、夜間走行中に前方の人や動物を認識して赤外線映像を映し出すエンハンスド ナイトビジョン、セーフティ アラート ドライバーシートなど、最先端のアドバンスドセーフティ機能を標準装備とした。価格は1,026万円。
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