レクサスの2ドアクーペ「RC」がマイナーチェンジ|Lexus
Lexus RC|レクサスRC
レクサスの2ドアクーペ「RC」がマイナーチェンジ
レクサスは8月30日、2ドアクーペの「RC」をマイナーチェンジし、世界初公開した。実車は10月2日からフランスで開催されるパリモーターショーに出展し、日本では10月下旬から発売する予定という。
Text by HARA AKira
フラッグシップクーペ「LC」のデザイン、走りを継承
今回のマイナーチェンジの目標は、フラッグシップクーペであるLCで培った新世代レクサスのデザイン、走りを継承し、より魅力的なクーペに進化することだという。
まずエクステリアでは、縦方向に配置した3連LEDヘッドランプユニットとL字型クリアランスランプを組み合わせたヘッドランプ、その下から伸びるバンパーコーナーの形状、上下で開口比率を徐々に変化させたメッシュパターン スピンドルグリルなど特徴的なデザインを採用。またリアではバンパーコーナーにエアダクトを設け、操縦安定性を向上するとともにタイヤの踏ん張り感と走行性能の高さを強調した。
リアコンビネーションランプもL字が際立つデザインとすることで、レクサスであることの記号性をアピールしている。ボディカラーはスポーティさを際立たせた新規設定色「ネープルス イエロー コントラスト レイヤリング」や「スパークリング メテオ メタリック」など全11色を設定している。
さらにスポーティ仕様のFスポーツでは、Fブランド統一の新しいFメッシュパターン フロントグリルのほか、LS、LCと同様の専用19インチアルミホイールを採用した。
インテリアでは、ヒーターコントロールとオーディオのパネルをヘアライン調に変更し、さらに大型化したニーパッドで挟み込む構成として上質な空間を実現。インストルパネル上にはLCと同じアナログクロックを採用した。Fスポーツのオーナメントパネルには本アルミやダークグレーヘアラインなど5種類を設定。内装色はLC同様の「オーカー」や、ブラックの表皮に落ち着いたイエローをアクセントにした新色の「ブラック&アクセント マスタード イエロー」など全7色の設定としている。
走りの面では、サイドウインドウモールのフィン形状化やリアバンパーへのダクト追加によるホイールハウス内の圧力変動軽減など、空力性能にこだわることで操縦安定性を向上。19インチホイール装着車にはグリップ性能を高めたタイヤを新採用するとともに、ストローク速度が極めて低い状態から十分な減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーや高剛性ブッシュを採用し、優れた操舵応答性を実現した。
さらに2.0リッターターボエンジンのアクセル操作に対するレスポンスを向上させ、走行テストを重ねることでフラットな車両姿勢や高い運動性能、ダイレクトな加速フィーリングがもたらされたという。
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