レクサスがラグジュアリーなクルーザーを世界初披露|Lexus
CAR / NEWS
2017年1月17日

レクサスがラグジュアリーなクルーザーを世界初披露|Lexus

Lexus Sport Yacht Concept|レクサス スポーツ ヨット コンセプト

レクサスがラグジュアリーなクルーザーを世界初披露

レクサスは米国・マイアミで開催されたブランドイベント「Through the Lens」でプレジャーボートのコンセプトモデル「スポーツ ヨット コンセプト」を世界初披露した。

Text by YANAKA Tomomi

エンジンはRC FやGS Fの5リッターV8エンジン

レクサスの親会社のトヨタ自動車が1997年から開発、販売を手がけているプレジャーボート。これまで約900隻のボートを日本国内で販売してきたという。今年、このマリン事業が20周年を迎えるのを記念し、レクサスが新たな提案のひとつとして、ラグジュアリーなオープンクルーザーを開発した。

サイズは全長12.7×全幅3.86メートルの8人乗り。カーボン繊維で成型した高剛性、軽量化を実現した船体にはクリーンで立体的なフォルムを取り入れ、オープンデッキシートは前向きにも横向きにも座れる左右非対称の形状を採用。レクサスの考える優美かつ躍動感のあるスタイリングを生み出した。

Lexus Sport Yacht Concept|レクサス スポーツ ヨット コンセプト

Lexus Sport Yacht Concept|レクサス スポーツ ヨット コンセプト

クルーザー内部のバウキャビンは日本の“和”を意識。落ち着きのあるデザインと情緒を感じさせる照明が与えられたほか、サウンドシステムはレクサス車にも用いられるマークレビンソン製のハイエンドオーディオが備え付けられた。

パワートレーンはレクサスの「RC F」や「GS F」などFモデル、ラグジュアリークーペ「LC」などに搭載する5.0リッターV型8気筒自然吸気ガソリンエンジン2基を船舶用にチューニング。1基につき330kW(450ps)/6,300rpm、2基で900馬力を発生し、最高速度43kt(時速約80km/h)で航行することが可能だ。

またクルーザー内の電源は大容量のリチウムイオンバッテリーシステムを装着し、低エミッション、低騒音になるという。

レクサスのチーフブランディングオフィサーも務める豊田章男氏は「スポーツヨットコンセプトは、レクサスが提供するライフスタイルを広げる新たなモビリティの提案」とコメントしている。

           
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