シボレー 2台のコンセプトクーペ「130R」「140S」をお披露目!|Chevrolet
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月17日

シボレー 2台のコンセプトクーペ「130R」「140S」をお披露目!|Chevrolet

Chevrolet|シボレー

2012年デトロイトモーターショー

2台のコンセプトクーペをお披露目!

シボレーは2台のコンセプトクーペを、2012年デトロイトモーターショーにて発表した。

Text by OSUMI Yusuke(OPENERS)

若い顧客とのディスカッションによって生まれた2台

「シボレーは、いつの時代もあらゆる年齢層をターゲットとしている。このたび発表した2台のコンセプトカーは、おもにこれから自動車に乗りはじめるつぎの世代に照準をあてたあたらしいクーペである」と、ゼネラルモーターズ ノースアメリカ社長 マーク・ルース氏は語る。

2012年デトロイトモーターショーでお披露目されたのは、「130R」「140S」というコードネームがつけられた2台。開発にあたってシボレーは、アメリカの若い顧客と意見を交わし、そのフィードバックをもとにスタイリング、機能を検討したとしている。

具体的な施策は、パフォーマンスだけでなく、機能性、快適性を有する4人乗りのクーペであること。衛星を利用した緊急自動通報システム「オンスター」をベースに、インフォテインメント要素をくわえた車載テレマティクス技術「マイリンク」を採用すること。そして、2万ドル以下というかなりの安値で提供することだ。

シボレー 2台のコンセプトクーペをお披露目!|Chevrolet|02

写真左/130R、写真右/140S

各モデルの特徴に目を移してみよう。まず、コードネーム「130R」は、シンプルな4シーターのクーペ。ボディはレッドメタリックカラーに染められ、ホイールはアルマイト加工がほどこされたマットなゴールド仕立て。アグレッシブな顔立ち、膨れ上がったフェンダー、直線的で抑制の効いたプロポーションをもつ同車についてシボレーは、「シボレーの伝統的なパフォーマンス、プロポーションを反映させたモデル」だとしている。駆動方式は後輪駆動で、エンジンにはアイドリングストップ機構、ブレーキ回生システムが備わる。

いっぽうの、コードネーム「140S」は、「手ごろな価格でエキゾチックな走りを楽しむことができる」と謳われる4シーターのスポーティなクーペで、140Sのデザイナーは高級なスポーツクーペの典型的なデザインを目指したという。Cセグメントに属するセダン「クルーズ」、レンジエクステンダー「ボルト」とおなじプラットフォームをもつ同車は、3ドアのハッチバックスタイルもち、ボディはマットなホワイトで染められ、クローム仕立てのホイールを装備する。140Sのエンジンには、エンジン スタート&ストップシステムなどが採用される。

ちなみに両車ともに搭載されているエンジンは、最高出力150hp、最大トルク200Nmを発生する1.4リッターエコテックターボチャージドエンジンだとしている。

spec

Chevrolet 130R|シボレー 130R

ボディサイズ|全長4,396×全幅1,816×全高1,390mm
ホイールベース|2,775mm
エンジン|1.4リッターエコテックターボチャージドエンジン
最高出力|150hp(110kW)
最大トルク|200Nm

Chevrolet 140S|シボレー 140S
ボディサイズ|全長4,507×全幅1,878×全高1,360mm
ホイールベース|2,743mm
エンジン|1.4リッターエコテックターボチャージドエンジン
最高出力|150hp(110kW)
最大トルク|200Nm

           
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