FIAT|フィアット|柴田文江 vs フィアット500 デザインの力はヒエラルキーを越える TOP
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2015年4月15日

FIAT|フィアット|柴田文江 vs フィアット500 デザインの力はヒエラルキーを越える TOP

Vol.2 柴田文江 vs フィアット500

デザインのちからはヒエラルキーを越える

各界で活躍するクリエイターが最新のクルマに対峙し、かつてない創造的な自動車論を展開。第2回目は、工業デザイナーの柴田文江氏が登場。ゆるぎない道具論をもつ職業的立場と、インスピレーションを大事にする女性の感覚、その両面から、歴史的な先代をモチーフに生まれ変わった「フィアット500」を語る。

構成・文=田村十七男写真=六本木泰彦

柴田文江(しばた ふみえ)
1990年、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科卒業。東芝に入社後、94年に独立しDesign Studio Sを設立。日用雑貨から家電製品まで幅広く手掛けるインダストリアルデザイナー。代表作としてオムロンの電子体温計「けんおんくん」をはじめ、auの携帯電話「Sweets」、コンビのベビーバス「babylabel」など多数。大のクルマ好きでもある。
http://www.design-ss.com/

フィアット500
1957年に発売されて以来20年間つくられた先代“チンクエチェント”の復刻版として2007年に登場、翌年日本上陸を果たした。先代の愛くるしいカタチをモチーフにしたデザインが最大の特徴。全長3.5mの4人乗りボディ、1.2/1.4リッターエンジンや5段セミATなど現代技術がそれを支える。222万円から250万円まで。
http://www.fiat-auto.co.jp/fiat500/

           
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