アウディ | Audi ヒストリー
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2015年3月9日

アウディ | Audi ヒストリー

アウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーは、ともにザクセン州に本拠をおく、それぞれ別の自動車メーカーであった。しかし、第一次世界大戦後に発生した世界恐慌に、協力して立ち向かうべく、1932年にはアウトユニオンを結成。4社が協力しあうことをかたちにした四つのリングの重なり。これが現在のアウディのシンボル“フォーリングス”の成り立ちとなる。アウトユニオンでは、それぞれ、DKWがモーターサイクルと小型車、ヴァンダラーが中型車、アウディが高級中型車、そして、ホルヒがラグジュアリーカーに特化する戦略をとっていたが、第二次世界大戦の終戦とともに、本社のあったザクセン州は占領されてしまい、必然的にアウトユニオンは消滅。バイエルン州インゴルシュタットにて新生アウトウニオンが設立されるも、他メーカーとくらべて工場設備も持たないなど大きなビハインドを背負ったスタートとなった。その後1964年にはフォルクスワーゲン傘下におさまり、1965年にはアウディブランドの乗用車を発売。1969年には、ネッカースウルムに本拠を置くNSU(“ヴァンケルエンジン”の開発で知られる)を合併し、アウディNSUアウトウニオンとなり、1985年からはアウディとして現在にいたる。四輪駆動システム“クワトロ”をはじめとする先進的なテクノロジーと、モータースポーツ活動に裏付けられたダイナミック性能、エレガントなデザイン、そして、質感の高い仕上がりが、アウディの人気を牽引している。

           
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