DAWN Perfumeとは？

シンプルな構成と複雑な香りを持つ、アメリカ発のボタニカルフレグランス「DAWN Perfume」。コロラド州のパフューマー、ダウン・M・スペンサー・ヒュウィッツ氏と杏 喜子さんの二人の女性によって2008年に誕生し、「これまでにない香りとの新しい出会い」として、体験をした女性を次々と魅了している。

ダウン氏は、植物から得られる天然香料を使用し、ハンドメイドすることにこだわって香りを作り出している。ひとつの香りに何百という芳香成分がブレンドされ、とても繊細で複雑だからこそ、奥行きや深みが生まれる植物を採用する。「肌に溶け込み、そして寄り添う。その人の肌や日常に溶け込めるさり気ない香りこそ、DAWAN Perfumeの香りの哲学です」

スキンタイプを知ることが香水選びのヒント――「SMELL&TELL」

類希なる臭覚とセンスの持ち主で、その人の香りを嗅げばパーソナリティをも言い当ててしまうというダウン氏は、これまで数え切れないくらい多くのクライアントに接し、オリジナルフレグランスを作り続けてきた。その経験から人の肌はそれぞれ独特の香りを持っていること、その肌の香りがいくつかのタイプに分けられること、そしてその香りがフレグランスの印象を左右することを突き止めた。

そんな発想から、試験薬のようなフレグランス「フォーミュラX」を開発し、DAWN Perfumeの香りのコンサルテーション「SMELL&TELL」となる。

肌の香り診断は「フォーミュラX」を使ってスキンタイプを分析しながら趣味や思考、現在のライフスタイル、生まれ持った運命などを重ね合わせ、似合う香りを提案してくれる。

肌の上に「フォーミュラX」をのせ、杏さんが実際に肌の香りを嗅ぐ。日本人女性に多いのは、スイートとムスク。その他にニュートラルやフローラル、レアなビター、ウッディー、グリーン、アクリット、その他に分けられる。スキンタイプは代謝のリズムやホルモンバランス、食事の内容に関係し、キャラクターにもにじみ出ているのだとか。
「例えば、スキンタイプがスイートな人はムスク系の香りをつけても全く持続しません。心のままに、素直に生きている人に多いタイプです。またムスクは香りが残りやすい人が多いので、強い香りはキツく感じるかも知れません。元気で存在感が強く、面倒見の良い人に多いスキンタイプです」

スキンタイプが分かったところで、12種類のオードパルファンの中から似合う香りを杏さんがセレクト。中でも「Bejmat」はすっきり“浄化”されるような香りで何とも心地良い。天然のベルガモットが持つ4つの香気パートを自然に膨らませて調香し、シトラス・フローラル・ウッディー・グリーンの要素が深く自然に解け合っている。仕事モードのスイッチをオフする時にしっくりする香りの上、「この香りは自分に自信のある男性に好かれる香りですよ」とのこと。

「これまで『香水の香りがすぐに消えてしまう』『鼻につく香りが苦手』『すぐに香りに飽きてしまう』『自分に似合う香りがわからない』など、香水を敬遠していた人こそ、DAWN Perfumeの香りの世界にフィットすると思います。そこには必ず明確な理由があるからです。スキンタイプ知ることで、もっと気楽に、香りの世界に親しんでいただけたら嬉しいです」

これまでの香りの世界とは異なる、パーソナルな心地良さを提案してくれるDAWN Perfume。香りのパワーこそ、人生における“奇跡”を生むきっかけになるかもしれない。

杏 喜子｜ANZU Yoshiko
香りスタイリスト　DAWN Perfumeプロデューサー
幼少のころから香りの世界に興味を持ち、アロマサロンのカウンセラーとしてカラーセラピーやホメオパシーの知識を深めた後、フレグランスキャンドルの世界へ。2008年、ダウン氏とオリジナルフレグランスブランドDAWN Perfumeを立ち上げる。