第21回：美肌の裏ワザ教えます（1）「温冷ケア」

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美肌の裏ワザおしえます（1）毛細血管を活性化「温冷ケア」

真夏や真冬など“真”のつくシーズンは肌にとって過酷なシーズン。暑すぎて水分が取られるとか、乾燥しすぎて肌がごわつくとか、いろんなトラブルが起こってきます。でもその最中は気づかない。そう、トラブルを実感するのは季節の変わりめ。だから秋が深まっていくこれからの時期のケアはとても大切で、ここでどれだけ肌を守ってあげられるかによって、次の真のシーズンを無事に乗り越えられるかどうかが決まるのです。そこでぜひ、お教えしたいのが美肌づくりの裏ワザ。
第１回めは、毛細血管を活性化させる「温冷ケア」をご紹介します。

構成と文＝染谷晴美Photo by Jamandfix

温めて冷やす、シンプルだけど確実なケアです

きれいな肌を守るためには、血行をよくし、酸素や栄養成分を肌細胞にしっかり送り込むことが必要です。そのためにいちばん簡単な手法として挙げられるのが、温めて冷やす「温冷ケア」。
温めるには蒸しタオルなどもおすすめですが、面倒くさがりの人は化粧品に頼ってもいいと思います。新しいことをはじめるには、いかに習慣化させるかが重要。私じしんすごく面倒くさがり屋なのでいつもそこを考えています。だから“簡単にできる”というのが大前提。さらに、効果は“一石三鳥”以上を求めます（笑）。

そうしてできたのが、私が代表をつとめる美・ファイン研究所のオリジナルブランド『ニリヤ』の温パック「マリンヒートマスク」です。

『ニリヤ　マリンヒートマスク』で温パック

ブルターニュ産のミネラルがチカラを発揮

この「マリンヒートマスク」には、タラソテラピーで世界的に有名なブルターニュ産の海泥がたっぷりと入っています。ミロネクトンという黒い成分が毛穴の汚れを吸着し、洗い流すときにはシールのようにはがれるので、ブラッグヘッドといわれる毛穴づまりが改善されるうえ、肌を温めながらマッサージすることで血行も促進されます。プラス、およそ28種類ものミネラルが肌に入っていきますから、栄養も同時に摂れる。さらに、ミネラルには水分を排出させる働きもあります。顔に塗ったあと、手に残ったものを、水分が溜まりやすいお尻や二の腕につけてみてください。目に見えて引き締まりますよ。

開いた毛穴を冷たいローションで引き締めます

温パックはお風呂に入ったときに行うようにすれば、より簡単で、習慣にしやすいでしょう。乾いた状態の肌に「マリンヒートマスク」を塗ったら、１分くらい指先でくるくると馴染ませたのち、シャワーで洗い流します。この段階で肌は温まって毛穴が開いた状態なので、すかさず水分補給をします。引き締め効果を高めるために冷蔵庫で冷やしておいたローションをたっぷりと。そのあとは手で軽くたたきます。刺激を与えることで毛細血管が収縮しますから、その勢いでぐんぐん入っていくんですね。

『ニリヤ　ビューティープロセス　ビューティーオーラ』で水分補給

このとき、スプレータイプのローションだと手間いらずです。このニリヤのローション「ビューティープロセス　ビューティーオーラ」はもともと引き締め効果が高いので、冷蔵庫で冷やすのが面倒という場合はそのままでもOK。浴室に一緒に持っていき、温パックを終えたらすぐシュッシュッ！　これなら簡単ですよね。また、温冷ケアは毛穴のトレーニングにもなります。温めて毛穴を緩め、冷やして引き締める。毛穴の運動は開くと閉じるでワンセットなのです。ちょっとやるだけでぜんぜん違いますよ。お肌に透明感が出てくるんです。

次回は、水分補給＆引き締め効果の「ローションパック」をご紹介します