DIESEL BLACK GOLD|スタイリストに聞く、今季の着こなし術
DIESEL BLACK GOLD|ディーゼル ブラック ゴールド
スタイリストに聞く、2015春夏の着こなし術 MENS(メンズ)
ミリタリーやワーク、テーラリングをベースに、スポーティなディテールやグラフィカルなアイテムをくわえてストリートに落とし込んだDIESEL BLACK GOLD(ディーゼル ブラック ゴールド)の春夏メンズコレクション。そのコーディネイト術を、スタイリストのオクトシヒロさんに聞いた。
Photographs by NAGAYAMA Kazuki(S-14),TAKA Mayumi(SEPT)Still Photographs by JAMANDFIXStyling by OKU Toshihiro(A.K.A),FUKUSHIMA Aya(OTUA)Hair by GOTO Jun(OTA), BABA Takuya(SEPT)Make-up by WASHIZU YukaText by FUJITA Mayu
モードなスポーツミックス、大人はこう着る
身幅や肩幅を細く、コンパクトに仕立てたオーソドックスなジャケットから、将校のユニフォームをモチーフにしたミリタリージャケットやタキシードなど、テーラリングのバリエーションをみせた今季のディーゼル ブラック ゴールド。印象的なのは、「モトクロス」をテーマにしたスポーティなアイテムとのミックススタイルだ。
「スポーツの要素を取り入れるのはトレンドでもあるし、僕も個人的に好きなスタイリングです」とは、スタイリストのオクトシヒロさん。だけど、スポーティなアイテムをそのままカジュアルに着たのでは子どもっぽいし、今年らしくない。品良く洗練された大人の着こなしには、全体のバランス感が重要だ。
「クリーンな着こなしのハズしアイテムとして取り入れる、または、スポーティな着こなしにベーシックなアイテムを投入する。どちらをベースにするとしても、スマートにまとめるのがポイントです」というオクさんが教えてくれたコツは意外にも簡単なもので、「シンプルなアイテムと合わせること、それから上下のカラートーンを揃えること。色柄を統一して、きれいに着るとこなれてみえます」と、写真を見てもわかる通り、シャツやジャケットなど、オーソドックスなアイテムとのコーディネイトが吉。これならあれこれ買い足さなくても手持ちのワードローブでなんとかなりそうだ。
もうひとつ、今季コレクションで印象的だったのがグラフィカルなアイテムだ。直線的なラインはシンプルなスタイルに馴染みやすく、スポーティなアイテムとも相性が良い。また、80年代のストリートアートをイメージしたポップな柄は着こなしのアクセントに。「シンプルでクリーンなスタイルは誰にも好印象だし、大人のワードローブの基本だけど、気をつけないと無個性的でつまらない着こなしになりかねない。ひとクセ効いたアイテムを投入することで、がらりと印象が変わりますよ」。
“ひとクセ効いた”といえば、ディーゼル ブラック ゴールドの得意とするところ。今回オクトシヒロさんがスタイリングしたルックのキーアイテムはこちらで紹介するが、いずれもギミックの効いた“ひとクセ”あるアイテムばかり。きっと、いつものワードローブを今年らしくアップデートしてくれるはずだ。
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DIESEL BLACK GOLD|ディーゼル ブラック ゴールド
スタイリストに聞く、2015春夏の着こなし術 WOMENS(ウィメンズ)
ポイントはアンバランス!? 相反するふたつの要素をミックス
ブランドの真骨頂というべきロックスタイルを描いたディーゼル ブラック ゴールドのウィメンズ春夏コレクション。コンシャスなシルエットやハードなスタッズ遣いなど、難しそうに見える個性的なアイテムこそマンネリ化したワードローブのカンフル剤に。いつもの着こなしが生まれ変わるキーアイテムと、着こなし術をスタイリストのふくしまアヤさんに聞いた。
今季のテーマは、ニューウェーブのロックスターとタフなロカビリーのシグネチャー。コレクションを通じて共通するコンシャスなシルエットは、洗練されたスタイルの中に斬新さと個性を併せもつコンテンポラリーな女性像を象徴する。「一見ハードに感じられるけど、どのアイテムもいまっぽくて使いやすい」とは、スタイリストのふくしまアヤさん。アイテム一点一点を手に取ると、違った側面が見えてくるという。
「トレンドのスポーティなディテールが盛り込まれていたり、ストリートな雰囲気もある。でも素材感やシルエットは女性らしく、カジュアルな着こなしも遊び心を残したまま大人な仕上がりにしてくれる」。そこで今年らしい着こなし方を聞くと「相反する要素をミックスすること」だという。
たとえば、フレアーシルエットのドレスにメンズライクなジャケットを合わせるなど、キャラクターの違うアイテムを組み合わせるのもひとつの手。また、洋服をコンパクトにまとめたら、バッグは存在感のあるものを。ボリューム感のアンバランスを楽しみたい。
「コツは、全体の色味を合わせること。柄やスタッズ、いろんな要素をミックスしても色味を統一するとすんなり馴染みます。あと、シャツやタックパンツなど、キチンとしたアイテムを取り入れると子どもっぽくならず、女らしくなりますよ」
インパクトのあるデザインはそれだけでアクセントになるし、シャツにデニムといったベーシックなコーディネイトも、素材やシルエットが変われば見違えるもの。あれこれ頭を悩ませずとも、一点投入で着こなしを完成させる引力はスタイルの確立したブランドならでは。お決まりのワードローブを打開する、キラーアイテムが見つかるはずだ。
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