多彩な装備の限定モデル

本国にあわせ、国内でも今年からクライスラー、ジープ、アルファロメオ、フィアット、アバルトの各ブランドを統合するインポーターとして、旧フィアットクライスラージャパンから変更となったFCAジャパン。そのFCAジャパンがジープブランドとしてはじめて発表する特別仕様車は、コンパクトSUV「コンパス」に多彩な装備をそなえた「コンパス ブラックホーク」だ。

車両のベースは、昨年発表したエントリーグレードの「コンパス アルティチュード スポーツ」。最高出力115kW（156ps）、最大トルク190Nm（19.4kgm）を発揮する直列4気筒エンジンにCVTを組み合わせ、前輪を駆動するというパワートレーンに変更はない。

ブラックホークの特徴は、多彩な装備を標準で搭載している点にある。快適装備では、DIATONEサウンドナビゲーションシステム（三菱電機製）、車体後方の様子を確認しながら駐車できるリアビューカメラ、さらにカビ菌の抑制、脱臭などの効果があるとされるパナソニック製のナノイー発生機は専用のJeepロゴ入りのものを採用。また、クルマのボディカラーにマッチするよう特別色に塗装されたジープ折りたたみ自転車も搭載されている。

コンパス ブラックホークは限定200台で、ボディカラー別にブライトホワイト100台、ブラック100台となっている。価格は、合計でおよそ30万円相当の装備を含めながら、ベースモデルより約7万円増の291万6,000円に抑えられている。

Jeep Compass Blackhawk｜ジープ コンパス ブラックホーク
ボディサイズ│全長 4,475 × 全幅 1,810 × 全高 1,665 mm
ホイールベース│2,635 mm
エンジン│1,998cc 直列4気筒 DOHCエンジン
最高出力｜115 kW（156 ps）/ 6,300 rpm
最大トルク｜190 Nm（19.4 kgm）/ 5,100 rpm
トランスミッション│CVT
駆動方式│FF
定員│5人
燃費（JC08モード）│10.5 km/ℓ
価格│291万6,000円

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