Audemars Piguet|ロイヤル オーク オフショア
AUDEMARS PIGUET|オーデマ ピゲ
Royal Oak Offshore|ロイヤル オーク オフショア
Text by OPENERS
ステンレス製のフルメタルボディに、船窓をイメージしたという八角形べゼルを装備するラグジュアリースポーツウオッチ「ロイヤル オーク」。その誕生は1972年のことであり、当時の高級時計の在り方に一石を投ずる革新的なモデルであった。
そして、その誕生から約20年後、ロイヤル オークのさらなるエクストリーム スポーツ バージョンとして誕生したのが「ロイヤル オーク オフショア」である。直径42mmの迫力のケースプロフィールに、縦に並べられたスタイリッシュなサブダイヤルのレイアウト。加えてダイヤルのフランジ部分に刻まれたタキメーター・スケールや、防水性を高めたるためのリューズ&ボタン部分へのラバー素材の採用など。いやがおうでもスポーティ感を加速させる、ダイナミックなデザインアレンジが随所に施されている。
実際に世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」の強豪チームでオーデマピゲがサポートしていた「アリンギ艇」を記念した限定モデルが、同モデルをベースにして多数作られている。その力強いデザインフォルムは、近年台頭するラグジュアリースポーツウォッチの急先鋒と目され、なかでも写真のブラックダイヤル×ピンクゴールドケースの組み合わせは、最も人気の高いデザインのひとつである。八角形のラバーベゼルとの組み合わせも、きわめてノーブルなスタイリングであり、時計ファンの枠組みを超えてファッショニスタの食指も動かし続けている。
さらに近年では、APの旗艦キャリバーである「3120」をベースにした、クロノグラフ・ムーブメントに順次移行されていて、2009年には「Cal.3126/3840」を搭載した、ホワイト×ブラックダイヤルのバイカラーモデルも登場。精緻で力強いメタルブレスとの組み合わせで圧倒的なインパクトをかもし出す。
自動巻き。毎時2万1600振動。60時間パワーリザーブ。ケース径42mm。18KPGケース。ラバーストラップ。100m防水。435万7500円。
SSケース&ブレス。256万2000円。