Divine of Creation|伊藤嶺花×グエナエル・ニコラ(後編)
スピリチュアル対談 Vol.3|グエナエル・ニコラ
伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像
「愛と喜びの光を人々に贈り届ける地上の天使」(後編)
クリエイターの姿をした天使
第3回目のゲストは、キュリオシティ代表・フランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ氏。前編では、活動の拠点を日本にした理由、デザイナーが天職であること、過去生でもパートナーの宮元玲子さんとつながっていたこと、そして、ニコラ氏のまわりにはたくさんのエンジェルが存在することが明らかになりました。後編では、ひきつづき宮元さんも同席し、ニコラ氏のさらなる素顔に迫ります。
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ニコラ氏をとりまくエンジェルたちからのメッセージとは?
伊藤 じつはさきほどから、ニコラさんのまわりにいるエンジェルがいろんなことを話しかけてくるんです。「もっと世界的に、社会的に大きく広がっていきますよ」と言っていますね。
宮元 エンジェルって、どういった存在なんですか?
伊藤 ニコラさんをまもっている存在ですね。守護霊というと語弊があるのかもしれないのですが。天使や妖精といった、ほんとうにきれいな自然界のスピリットのエネルギーを感じます。「もっともっとこれから広いステージに上がっていく段階に入っている」とおっしゃっていますね。「ニコラさんは、ちょっとエネルギッシュになり過ぎる面もあって、ひとつターゲットを見つけるとグワーッ突っ走る傾向にあるけれど、それを、着実に、堅実に、階段を上って、一歩一歩、前に進んでいくってことを心がけてくださいね」というふうにも言っています。
ニコラ …………。
伊藤 エンジェルたちの声をそのままお伝えしますね。
「私たちは、あなたをいつも見守っています。私たちはあなたのことを、生まれたときから大好きです。守っています。あなたは地上で、人間として、私たちができないことを、私たちの代わりに実現するために、期待を背負って生まれました。それを、かなえてください。自信をもって実行してください」。
ニコラ すごいね……。
伊藤 ニコラさんは、つねに“いま”のご自身に満足してらっしゃらないようですね。お仕事も好きですし、いろいろな方とお会いになって、いろいろな場所へ行くことも好きですから、精神的にものすごく忙しいんですよね。
宮元 確かにそうですね。忙しそうにみえますね。
伊藤 エンジェルたちから「心のなかがつねに忙しい状態なので、“静”と“動”のバランス、エネルギーの使い方を整えるために、毎日一度、心に向き合う時間、落ち着く時間をつくってください」とのメッセージです。
ニコラ ふうー。
伊藤 エンジェルたちができないことを、肉体をもっている人間として、ものすごく託されていらっしゃるのだと思います。「私たちの代わりに」って言っていますから。ニコラさんは、地上に降りた天使なのですね。
宮元 かっこいいー!(笑)
伊藤 ご自身の心と向き合う時間を大事にして、感情のコントロールやメリハリのバランスが取れるようになってくると、世界視野でいまよりもっと大きなステージに立てるはずです。地球上のひとたちみんながハッピーに感じるようなことをやっていきたいというお気持ち、その意識レベルに近い状態に現在入っていますので、今年はとくに新しいこと、いままでやってないことをしようという意欲がものすごく出てらっしゃると思うんです。なので、いままで積み重ねて準備してきたことがあるのであれば、実行に移して良い時期にきていますよ。
ニコラ なにも言えないじゃない……。
宮元 ニコラさん泣かないで(笑)。意外と涙もろいんですよね。
魂レベルでつながっているパートナーの存在
ニコラ 宮元さんとはどうしてそんなに強くつながっているのかな? だって、世界は広いじゃない。ぜんぜんちがう場所で生まれているのに、コミュニケーションがなくても通じる。
伊藤 魂レベルでパートナーとして出会ってらっしゃるので。
ニコラ たとえばね、展覧会にふたりで行って、別々にまわるじゃない。最後に待ち合わせをすると、絶対におなじものを覚えてる。「あぁ、あそこね、そうそうあそこ良かったね」って。すごくない? しゃべらなくても分かる。でも喧嘩もするよ(笑)。
伊藤 先生と看護婦さんですからね(笑)。ニコラさんが暴走しがちなときも、奥様がしっかり管理してくださるというか、すごくいいバランス。
ニコラ クリエイターって自分をコントロールするのがすごく難しい。スイッチが変わるからね。
伊藤 つねにスイッチがはいってしまっている状態だと、肉体疲労もそうですし、精神的疲労もあると思うんです。ニコラさんは、もすごくまわりに気遣いする方なので、無意識にストレスを感じていることも多いのだと思います。“静”を取り入れることで、いま以上に満足感を得られる結果になりますよ。
宮元 仕事も家族もだいすきなひとなので、そのバランスも難しいよね。
ニコラ だからこの家を作りました。チョイスしたくなかったから。
伊藤 家庭運、結婚運ともに、ものすごくいいものをおもちなんですけど、自由と安定を同時に求めています。精神的な安定基盤が家庭で、大きく管理されている状態で甘えさせてもらえる環境で伸びのびと独自の世界観を表現していきたいと望んでいらっしゃいます。
宮元 この家はそういう意味ではいいですよね。下がオフィスで、オフィスから子どもの姿も見える。
ニコラ この窓は子どもの目の高さにしました。家を作っているときに、日本の雑誌でファミリーの問題があるって読んで、子どもが学校から帰ってきたら部屋に直行してしまうって。これなら帰ってきたら絶対に目が合うからね。この家は、生活をデザインに落とし込んだ。どういう生活をしたいのか、生活をデザインしたらこうなった。
光も入るし、ひとも入るし、コミュニケーションもとれる。あとは太陽が近いことかな。だから、デザインありきで、後からこれに合う土地を探して、39歳のときに完成した。
伊藤 ニコラさんは、9という数字がターニングポイントになっていますね。19歳、29歳、39歳、その前後もふくめて、なんらかの心境の変化や環境の変化が起こるタイミングです。
宮元 39歳がこの家でしょ、30歳が結婚。29歳は三宅一生さんと仕事をしたころ?
ニコラ そうだね。
伊藤 49歳は次のステップアップのタイミングですね。
ニコラ 奥さんは変えないよ(笑)。
伊藤 変わらないですよ!(笑) きっと来世も一緒になりますよ。前世で何度も一緒になっていますし。
宮元 そうなんですか?
伊藤 日本にいらっしゃったときもありますよ。そのときは、宮元さんがお父さまで、ニコラさんが娘さん。
ニコラ 娘!?
宮元 あははは! かわいいー。でもいまもそんな感じだよね。
伊藤 ご夫婦で、前世が親子って意外に多いんですよ。でも、直結の前生がお医者様と看護婦さんなので、ビジネスでも家庭でもうまくバランスがとれるのだと思います。
宮元 私はもともと、ひとに仕えるようなタイプの性格ではないと思うんですけど、ミッションをもっているひとのサポートという役割は昔から好きですね。
伊藤 信頼を置いているひとに「ありがとう」っていわれると、もっと頑張ろうって思う気持ちが強まるのだと思います。
宮元 じゃあ、これからもニコラさんのために(笑)。
伊藤 いえいえ、もっと大きくなりますから。世界中のひとたちのために。
ニコラ みんなのためになるからね(笑)。
最後に、伊藤嶺花が読み解くグエナエル・ニコラとは?
愛と喜びの光を人びとに贈り届ける地上の天使
GWENAEL Nicolas
1966年フランス生まれ。日本在住。E.S.A.G(パリ)でインテリアデザイン科、RCA(ロンドン)でインダストリアルデザイン科を卒業。フリーランス活動を経て、1998年自社「キュリオシティ」を設立。建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど幅広い分野で活躍し、最近では「LEXUS RX MUSEUM」や「LIGHT-LIGHT IN TOKYO」、「TOKYO FIBER '09」など、光をテーマとした作品が記憶に新しい。
ITO Reika
株式会社ディヴァイン代表/スピリチュアルヒーラー 服飾雑貨系の製造卸売業、仕入製造小売業の企業にて商品企画、広告宣伝、経営企画の仕事に従事したのち、チャネリングやリーディングによって視えたことを、複数の占星術を組み合わせて読み解く独自スタイルの宿命鑑定と、ヒーリングや催眠療法などを行うライトワーカとして活動を開始。有名企業経営者からの企業鑑定依頼も多く、これまでに10万件以上の鑑定実績をもつ。2009年7月から、自由が丘にて個人セッション再開、満月&新月のワークショップを開始予定。著書に『シンクロニシティ』、『運命好転術』。www.divine-msg.com