TAG Heuer|モナコ・ヴィンテージ クロノグラフ ガルフ限定モデル
TAG Heuer|タグ・ホイヤー
Monaco Vintage Chronograph Gulf Limited Edition
モナコ・ヴィンテージ クロノグラフ ガルフ限定モデル
文=渋谷康人
名優マックイーンも身に着けた伝説のカラーストライプをダイヤルに
TAG Heuer Monaco Vintage Chronograph Gulf Limited Edition|タグ・ホイヤー
自動巻き
42時間パワーリザーブ
ケース経×厚|39×39mm
ケース|SSケース
生活防水|100m防水
世界限定5000本
価格|54万6000円
BRAND HISTORY
タグ・ホイヤーといえば、創業当時からスポーツ競技に積極的に関わり、特にモータリゼーションの進化を支え続けたブランドとして、レーサーを始めとする多くのアスリートからリスペクトを受けるブランドである。
その前身であるホイヤー社は、1860年、当時弱冠20歳であったエドワード・ホイヤーによって、スイス・サンティミエに創業されている。1868年にリューズ巻き懐中時計の特許を取得、1889年にはパリ万国博覧会でスプリットセコンド・クロノグラフを出品し銀賞を受賞するなど、早い時期から頭角を現していた。
そして、1916年には今なお語り継がれるストップウオッチのマスターピース「マイクログラフ」を発表。この100分の1秒計測が可能という画期的な計測機器で、ホイヤー社はスポーツシーンに欠かすことのでないブランドとして一躍世界的に認知される。
実際、この功績が認められて、1920年のアントワープ大会から続けて、3度のオリンピック公式計時を担当することになる。
すでに1911年の段階で、自動車用のダッシュボード用クロック「タイム・オブ・トリップ」を発表していた同社だが、モータースポーツとの深い関わりは、その後も継続して続けられている。
1964年には伝説のロードレース「カレラ」の名を冠したクロノグラフを発表し、当時多くのレーサーたちに愛用された。
そして、1969年には世界初の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントを積んだ「モナコ」を発表。ハリウッドスターのスティーブ・マックウィーンが公私共に愛用したことでもよく知られ、その様子は名作フィルム「栄光のル・マン」によって、世界中のレースファンの目に焼きつけられた。
その後、他の多くのブランドが辿るように、1970年代のクオーツショックによって、ホイヤー社も一時経営危機に陥る。しかし、1985年、F1マクラーレン・チームのオーナー会社でもあったタグ・グループの投資によって見事復活を遂げ、現在のタグ・ホイヤーに改称。
従来以上にモータースポーツとの関わりを深めるほか、タイガー・ウッズ、マリア・シャラポワ、ブラッド・ピッド、ユマ・サーマンなどをアンバサダーに迎え、積極的なブランドPRを展開。2004年にはタイミングベルトやインゴットを採用した「V4」のプロトタイプ、2005年には腕時計で初めて100分の1秒計測が可能な自動巻きクロノグラフ「キャリバー360」を発表するなど、メカニズム面でも大いに注目を集めている。
【創業年】1860年
【創業地】スイス、サンティミエ
【主なシリーズ名】グランドカレラ、カレラ、リンク、モナコ、ニューアクアレーサー、フォーミュラ1
【問い合わせ先】LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー ディヴィジョン 03-3613-3951
公式サイト:http://www.tagheuer.com/
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー ディヴィジョン
Tel. 03-3613-3951