Volkswagen Golf | フォルクスワーゲン・ゴルフ(前編)
CAR / IMPRESSION
2015年4月17日

Volkswagen Golf | フォルクスワーゲン・ゴルフ(前編)

Volkswagen Golf|フォルクスワーゲン・ゴルフ(前編)

「いいなあ!」と感心する

1974年のデビュー以来、つねにベストセラーとして世界中のカーメーカーの指標となってきたゴルフ。このたび登場したその6代目にさっそく試乗した。

文=小川フミオ写真=荒川正幸

ドライバーとクルマの一体感が気持ちいい

そう思ったのが、2009年4月9日に日本発売が開始された新型フォルクスワーゲン・ゴルフに乗ったとき。1974年に初代が本国で発表され、今回で6代目になるのだが、その間に2600万台も売ったのだそうだ。

ゴルフで感心するのは、初代から6代目まで「大人5人が乗れるハッチバック車」というコンセプトが不変だったこと。途中、惰性でつくっているんじゃないの? と突っ込みたくなるような、わりと凡庸な出来のモデルもあったが、先代の5代目からゴルフは大きく進化。ゴルフってやっぱりいいかも、と思っていたところに、このモデルチェンジ。6代目、乗ると「いいなあ!」と感心する出来だ。

6代目ゴルフについておさらい。2つのモデルでラインナップは構成される

ハイライン(312万円)は、1.4リッター4気筒にスーパーチャージャーとターボチャージャーを装着して160馬力

コンフォートライン(275万円)はおなじ1.4リッター4気筒にターボチャージャーのみ装着で122ps

トランスミッションはフォルクスワーゲン自慢の、ふたつのクラッチを使うDSGで、今回は7速に。これはハイライン、コンフォートラインともに共通。4ドアボディ、右ハンドルも共通だ。

6代目ゴルフで気に入った点を書けば、ずばり、クルマとして楽しいこと。

ステアリングは正確だし、軽快感がいっそう増している。ハンドルをすっと切ると、行きたい方向へクルマがすっと動く。ドライバーとクルマの一体感が気持ちよい。ボディの動きは軽やかで、運転好きなひとも高得点をつけるだろう。

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
0120-993-199
http://newgolf.jp/

           
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