マクラーレンのサーキット専用モデル、P1 GTRが登場|McLaren
CAR / NEWS
2015年1月9日

マクラーレンのサーキット専用モデル、P1 GTRが登場|McLaren

McLaren P1 GTR|マクラーレン P1 GTR
McLaren 650S Sprinter|マクラーレン 650S スプリント
MSO P1|MSO P1
MSO 650S Spider|MSO 650S スパイダー

サーキット専用のP1 GTRやビスポークモデルを公開

マクラーレンは、今週末に開催される自動車イベント「ペブルビーチ コンクール デレガンス」において、「P1」をベースに製作したサーキット専用モデル「P1 GTR」のコンセプトをはじめ、おなじくサーキット専用の「650S Sprint」や、マクラーレンのビスポーク部門が手掛けた「P1」「650Sスパイダー」の限定モデル発表する。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

今年の夏、攻めるマクラーレン
8月15日よりアメリカ西海岸で開催されるペブルビーチ コンクール デレガンスに、マクラーレンは2013年のジュネーブモーターショーデビューを飾ったスーパーカーP1」をベースにした、サーキット専用のレーシングマシン「P1 GTR デザインコンセプト」を出展する。

P1 GTRは、P1のオーナーからのリクエストをもとに開発された特別なモデルであり、ドライビングイベント、トレーニング、そして車両サポートをふくめた包括的なかたちで、P1オーナーのみに案内される。

その生産が開始されるのは、現在、375台限定で製造が進められているP1のラインオフと同時に開始され、これは奇しくも1995年にマクラーレン「F1 GTR」がル・マン24時間耐久レースで優勝を飾ってから20年という節目の時でもある、2015年6月になる予定だという。

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McLaren 650S Sprint

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MSO 650S Spider

マクラーレンはこのほかにも、トラック専用エディション「650S スプリント」を同時に発表する予定だ。これは、「650S クーペ」をベースに、ブレーキの強化をはじめ、サーキット走行にあわせたプロアクティブシャシーコントロール(PCC)の最適化、センターロッキングの19インチホイール、FIA承認のロールケージ、HANS認定のレーシングシート、内蔵型消火器など、レース活動に必要な装備が用意される。

またオプションとして、カーボン製のリアウィングやフロントスプリッター、ポリカーボネート製ウィンドスクリーン、6点式助手席シートベルトなど、サーキット走行に特化したパーツもラインナップされている。価格は、19万8,000ユーロと発表された。

今年のペブルビーチではさらに、マクラーレンのビスポーク部門「マクラーレン スペシャル オペレーションズ(MSO)」を通じて製作されたP1と、「650S スパイダー」をベースに内外装に特別な素材やカラーリングを施した「MSO 650S Spider」も出展される。

           
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