AUDEMARS PIGUET|時計作りの哲学が込められた一本
AUDEMARS PIGUET|オーデマ ピゲ
オーデマ ピゲの時計作りの哲学が込められた一本
オーデマ ピゲを代表するスポーツウォッチ「ロイヤル オーク オフショア」が今年、さらに進化を遂げた。クロノグラフモデルを全面的にリニューアルし、ケースバックをシースルー化。伝統のムーブメントが目で楽しめるようになった。
Text by SHIBUYA Yasuhito
伝説のコンセプトモデル最新作
スイス3大時計ブランドのひとつ、オーデマ ピゲの顔といえば2012年に誕生40周年を迎えてさらにその魅力が再評価された、ラグジュアリースポーツウォッチの元祖にして代名詞の「ロイヤル オーク」。
昨2013年はそのよりタフなモデルである「ロイヤル オーク オフショア」の充実が図られたが、今年もオーデマ ピゲは「ロイヤル オーク オフショア」に引き続きフォーカス。クロノグラフモデルを全面的にリニューアルし、これまでの26170シリーズから26470シリーズに進化した。
最大の変更点は、1995年のオフショア登場時から変わらない文字盤の「メガタペストリー」モチーフを使った文字盤の全面的なクオリティアップと、ケースバックのシースルー化。特にシースルー化のおかげで、これまでは見られなかった、手作業でエングレービングされた22Kゴールド製の自動巻きローターや伝統のムーブメントが目で楽しめるようになった。
また複雑時計のファンにとっては、オーデマ ピゲ独自開発の次世代脱進機「APエスケープメント」を搭載した「ミレネリー」のミニッツリピーターモデルも見逃せない。
だが、今年の新作でオウプナーズ読者にぜひ注目してほしいのが、「ロイヤル オーク コンセプト・GMT トゥールビヨン」だ。2002年に「ロイヤル オーク」の30周年を記念してファーストモデルが登場して以来、斬新な素材と前衛的なメカニズムで時計界をリードしてきた限定コレクションの最新モデルである。
4代目となるこの新作は、歴代モデルの中でも特に初代との連続性を感じさせる仕上がり。先進的であると同時に長期的な視野を持って時計作りに真摯に取り組んできたオーデマ ピゲの時計作りの哲学を、これほど感じられるモデルは他にない。
Royal Oak Concept GMT Tourbillon
ロイヤル オーク コンセプト・GMTトゥールビヨン
ケース|チタン
直径|44mm
厚さ|16.06mm
ムーブメント|キャリバー2930、手巻き、トゥールビヨン
機能|GMT 24時間 表示, ナイト&デイ表示
パワーリザーブ|237時間
ストラップ|ホワイトラバーストラップ
防水|100m
価格|1985万円(税抜き)
発売|発売中
Millenary Minute Repeater
ミレネリー・ミニッツリピーター
ケース|ピンクゴールド
直径|47mm
厚さ|15.79mm
ムーブメント|キャリバー2928、手巻き
機能|スモールセコンド、ミニッツリピーター
パワーリザーブ|165時間
ストラップ|アリゲーター
価格|4590万円(税抜き)
発売|発売中
Royal Oak Offshore Chronograph
ロイヤル オーク オフショア・クロノグラフ
ケース|ステンレススティール
直径|42mm
厚さ|14.54mm
ムーブメント|キャリバー3126/3840、自動巻き
機能|クロノグラフ、スモールセコンド、日付
パワーリザーブ|50時間
ストラップ|アリゲーター
価格|240万円(税抜き)
発売|発売中
オーデマ ピゲ ジャパン
Tel. 03-6830-0000