heliopole HOMME|2011-12 冬のウォームビズ特集 「エリオポール 銀座」三浦祐敬
FASHION / FEATURES
2014年12月24日

heliopole HOMME|2011-12 冬のウォームビズ特集 「エリオポール 銀座」三浦祐敬

heliopole HOMME|エリオポール オム

2011-12 冬のウォームビズ特集 「エリオポール 銀座」三浦祐敬

「上品なスモーキートーンで、見た目にも暖かく」

銀座の中心街からやや離れた1丁目に店を構える『エリオポール 銀座』。ウィメンズの「エリオポール」との複合店で、カップルでのショッピングも楽しめる。「メンズはコンパクトなスペースですが、ビジネスはもちろん、カジュアルから小物類まで、普段使いで楽しめるアイテムをセレクトしています」とスタッフの三浦祐敬さん。

Text by KAJII Makoto(OPENERS) Photos by HOZUMI Hitomi(fixakey)

“男のウォークインクローゼット”のなかから選んだ、今季らしいカラーリング

販売歴5年、29歳の三浦祐敬さんが選んだのは、エリオポール オムのドレスクロージングの核となるブランド、「CARUSO(カルーゾ)」のスーツ。「エリオポール 銀座では、イタリア、フランス、イギリスを中心に仕入れた商品を展開しています。今日選んだカルーゾは、パルマにあるファクトリー系ブランドで、自社工場で生地から生産しています。本格的な作りながら手頃なプライスもポイント。今シーズンは生地のいいものを中心にセレクトしているので、着たときのドレープ感がとてもきれいで、上品な感じがより伝わると思います」と三浦さん。

“引きの美学”というシンプルな着こなしが映えるのが、カルーゾのスーツの特徴。ウォームビズにおいては、エリオポール オムらしいフレンチテイストのカラーリングでのコーディネートを提案する。

「スーツのブルーグレーの色使いを基調に、あえて白のニットを中にはさむことで、ブルーグレーの色の印象をくっきりと際立たせたコーディネートです。紡毛のスーツにニットを合わせ、ウールのネクタイをすることで見た目にも暖かさをアピール。今季のキーワードであるスモーキートーンにもつうじるウォームビズの着こなしです」

エリオポール オムが掲げるコンセプト「男のウォークインクローゼット」を、ヨーロッパからの仕入れと、オリジナルアイテムで具現するショップ、エリオポール 銀座。カルーゾのほかに、マッキントッシュやオリアン、ルトロワ、バブアー、GTR、PT01、ジーンズのBetwoin(ベトウィン)など、しっかりした評価を得ているブランドを揃える。

「銀座の中心から離れているので、顔なじみのお客さまも多く、感度の高いおしゃれを求められるので、お客さまからも影響を受けています。最近は、メンズの世界で定番とされてきた、たとえばバブアーのBEWICK(ビュイック)なども、現代的なサイズのアレンジがほどこされたものが人気で、試着されて着心地のちがいを感じて購入される方が増えてきています」と三浦さん。

雑誌などでジャン・コクトーの特集があると熟読してしまうそうで、「ジャン・コクトーの外しのうまさや、着こなしの淡い色づかいなど、とても上品にまとまっていて、エリオポールの目指すスタイルのお手本として参考にしています」と語る。

エリオポール 銀座
東京都中央区銀座1-6-2
Tel. 03-3563-0456
営業時間|11:00~20:00
年中無休
http://www.interbridge.co.jp/

           
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