AUDI R8 SPYDER|アウディ R8 スパイダー 国内販売開始!
AUDI R8 SPYDER|アウディ R8 スパイダー
モデルラインナップの最上位に位置する「R8」のスパイダーモデル販売開始!
アウディジャパンは、2010年2月に予約受付をスタートさせたフラグシップ オープンスポーツカー「アウディ R8 スパイダー」を10月6日より販売開始した。
Text by OPENERS
5.2リッター直噴V10ユニットをミドシップに搭載
アウディ R8はさまざまなレースにおいて好戦績をだしているアウディのレーシングモデルの開発における多彩な先進技術を踏襲し、その遺伝子を受け継ぐスポーツカーとして誕生したモデルである。今回日本国内での販売を開始する「R8 スパイダー」は、R8のモデルラインナップのなかでも最上位の位置に坐しているオープントップモデルである。
2009年9月、ドイツのフランクフルトモータショーで発表されたこのR8 スパイダーは、日本で2010年2月にその予約受付を開始。そしてこの10月6日に販売をスタートした。
R8 スパイダーのミドシップに搭載されているエンジンはドライサンプ潤滑方式採用の高回転型FSI 5.2リッター直噴V10ユニット。最高出力は386kW/525ps、最大トルク530Nmを6500rpmで発生する。15:85(前:後)というリア寄りのトルク配分によって路面に食らいつくようなトラクションを発揮。そして状況におうじて、30パーセント前輪トルクの比重を高めることができるクワトロシステムでバランスのよい走行安定性も保っている。0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は313km/hをマーク。ステアリングホイールのパドルシフトと「ローンチコントロール」機能を備えた6速Rトロニック トランスミッションとあいまって高い加速性能を誇っている。
充実させた剛性と優雅なスタイリングを両立
ルーフには、わずか42kgのコンパクトなソフトトップを採用。これは耐候性、断熱性にすぐれた機能的な面をもちながら、デザイン的にもオープン時とは一味ちがう優雅なスタイリングを実現してくれるという。このソフトトップはワンタッチで開閉が可能。作動時間19秒で、50km/h以内であれば走行時でも開閉をおこなうできる。大型のソフトトップカバーには炭素繊維強化プラスチックを取りいれ、「アウディ スペース フレーム(ASF)」による全身アルミでつくられたボディの採用で増重を抑制。オープン化による剛性の悪化に対処すべく、高荷重がかかるセンタートンネルとリアバルクヘッドを補強、ピラーまわりの強化、厚みを増したサイドシルなど、入念な手配がなされている。
またインテリアは、直射日光による表面温度の向上を抑えてくれるファインナッパレザーのスポーツシートを採用。そしてシートベルトマイクロフォンの装備により、オープン時でもクリアなハンズフリー通話が可能になるなど、室内での快適性も確保。
標準での販売価格は2194万円。セラミックブレーキや「アウディマグネティックライド」をオプションで装着することができる。