内側から健康的に美を磨く、オイル美容の魅力(4・最終回)
7つのビューティポイントにアプローチ
内側から健康的に美を磨く、オイル美容の魅力(4・最終回)
内側から輝くような健康的な肌づくりをサポートする自然派スキンケアブランド『SEVEN FLOW(セブン フロー)』シリーズは、簡単なステップで高い効果が得られるのが魅力。でも、その裏には簡単ではないストーリーがあった。
最終回の今回は、完成までのプロセスと、シリーズに込めたこだわりを語っていただきます。
語り=小林ひろ美文=染谷晴美写真=北原 薫
“簡単なステップで、誰でもおなじような効果を出せるもの”を……
『SEVEN FLOW』シリーズの開発を前に、まず思ったのが、簡単なステップで誰でもおなじような効果を出せるもの、それも一石二鳥の効果を出せるものをつくりたいということ。
いまは自宅でできるマッサージや集中ケアなど、よりきれいを目指せるスキンケア法はたくさんありますが、あまり複雑になってくると、うまくできるひととできないひとが出てきてしまう。それではまずいと思うんですね。いくら一生懸命やっても、正しくできなくて、逆に、しわやくすみをつくってしまうようでは美容とはいえません。
少ない手順でどれだけ個体の効果が得られるかというのが、たぶん勝負のわかれ目。1日に、たとえば5分しかとれないスキンケアの時間で、どこまで効果を出していくか、そこにかかっている気がします。そもそも、面倒くさがりのひとや子育てで忙しいひとに、スキンケアを10分やりなさいと言ったら、相当なプレッシャーですよね。そんなケアでは決してきれいになれない。1分しかとれないひとは1分でもいいんです。お風呂上りにササッと塗るだけでいい。そのために「ハーブ サーキュレイト オイル」は浸透力を高め、ワンタッチで使えるようディスペンサーつきのボトルにしています。
「ヴィーナス パッティング」も、あちこち水まわりに置いておけば、家事のついでにパッティングできるので、余計な手間いらず。変な話、トイレに座っているときにパタパタやってもいいじゃないですか。時間がないとは言わせません(笑)。
かかとやひざ、ひじ、鼻のまわりなど、角質がたまりやすい部分のケアも、「マーブル ムース」なら、2、3分のせておくだけで角質除去と保湿が同時にできてしまうので、とっても簡単です。
手をかければ絶対にきれいになるし、きれいになれれば、お手入れが楽しくなる。5分でも面倒くさいと思っていたひとが、お手入れの心地よさで6分できるようになったら、それだけでも、私はすごい飛躍だと思うのです。
惜しみなく使っていただけるよう、大容量でご提供しています
化粧品の効果は、適量を守ってこその効果。セミナーやインタビューの席ではつねづね、「化粧品はケチらずに使ってください」と言っています。いくら高機能なものでも、もったいないからとケチケチ塗っていては、効果が半減どころか、かえって肌に負担をかけてしまう。だったら、2ライン落としてもよいから、たっぷり使ってケアしたほうが肌にとっては絶対にいいはずなんです。そんな思いから、『SEVEN FLOW』シリーズは、もちろん中身にも自信はありますが、惜しみなく使っていただけるよう大容量でご提供しています。
ただ、大容量にしただけではボディシャンプーと変わらなくなってしまうので、デザインは、英国の老舗ブランドのような品格のある印象に仕上げました。グリーンという色はハーブのイメージとも重なります。毎日使うものだからこそ、見た目にもこだわりたかった。五感を満たすことはとても大事です。
シンプルなデザインなので、男性も手に取りやすいと思います。皮脂量が女性の2倍もあるといわれている男性は、角質もより厚く硬くたまりがち。ぜひ、SEVEN FLOWシリーズをご活用ください。
マイオイルづくりを決断させた、ヒマワリ種子油のサラブレット
ハーブ サーキュレイト オイルは、ヒマワリ種子油がベースになっています。
ヒマワリ種子油は、抗酸化作用があり、美容向けのオイルとしては定番。クオリティの高い化粧品によく使われているのですが、せっかくマイオイルをつくるのだから、もっと飛びぬけたものを使いたいと、企画の段階でたくさんのサンプルを取り寄せました。それまで使っていたお気に入りのオイルを超えるものでないとつくる意味がありませんから、もし納得のいくオイルが見つからなかったら商品化はあきらめてもいいと思ったくらい、徹底的にこだわりましたね。その甲斐あって、最高品質のヒマワリ種子油「フローラサン」を手に入れることができたのです。
「フローラサン」は、優勢なヒマワリ種子油同士を交配させて生まれたもの。いわば、ヒマワリ種子のサラブレットです。とても貴重なオイルゆえ高価でしたが、肌なじみがとてもよく、さらっとしているので、これなら理想のマイオイルがつくれると、購入を即決。
さらに、ハーブも、スギナだったら日本、マジョラムだったらエジプトというように産地にこだわって選びました。貴重なフローラサンに、厳選のスギナやマジョラムのエキス、オレンジのオイルやシナモンリーフなどを入れることによって、植物の恵みが顔とからだに心地よく浸透するオイルが完成。文句なしの自信作です。
きれいになったら自分で自分を褒めてあげる。そうすればもっときれいに!
ハーブ サーキュレイト オイルを使うにあたって、これまでのスキンケアのスタイルを変える必要はありません。ローションや乳液はそのままに、ちょっとからだにつけるとか、顔になじませるというかたちで、お手持ちのアイテムにくわえてください。
天然成分でできているので、どんな肌タイプにも使用できますが、ぜひ試していただきたいのが、いまのスキンケアにいきづまっているひと。なにをやっても乾燥が止まらない、肌が荒れる、寝不足がすぐ顔に出るというように、肌の底ヂカラがついていない方にはとくにおすすめ。オイルが“からだのモーター”を稼働させてくれるはずです。
4つめのアイテムとして、次はミストタイプのローションを考えています。ミストは、キャップの開閉がないのでオイルを塗ったあとの手でも扱いやすく、すぐ次の行動に移れて便利。浸透具合が目に見えるので、オイルの効果もより実感できると思います。“簡単なステップで誰でもおなじような効果を出せるもの”“1本で一石二鳥の効果を出せるもの”の追求はこれからもつづきます。
いつどんなきっかけで、どんな美容に出合うかわかりません。私は肌がどうしようもない状態になったときに、わらをもすがる思いでいろんな美容を試した結果、オイル美容に行きつきました。
ほかの化粧品との相性がよく使いやすかったし、なにより、オイルのもつ、水をふくんでゆったりとした感じがすごく心地よかった。それは、たとえばシルクジャージを着たときにわかります。肌に引っかからず、さらりとストーンと落ちる。自分の肌もシルクになったような感じがあって、うっとりしちゃう。「いいわー、今日の私の肌、OKだわ」って、自画自賛(笑)。
そういうことがうれしいんですよね。40代、50代になると、ひとはあまり褒めてくれませんから、自分で自分を褒めてあげる。自分に関心がなくなったら、おしまいですよ。たくさん褒めてきれいになりましょう。