MUSIC|「松浦俊夫 presents HEX」がデビュー
LOUNGE / MUSIC
2015年2月10日

MUSIC|「松浦俊夫 presents HEX」がデビュー

MUSIC|東京発の“現在進行形ジャズ”で世界を魅了

「松浦俊夫 presents HEX」がブルーノートからデビュー

OPENERSでもおなじみの、DJ松浦俊夫がプロデューサーとなり、4人のミュージシャンとともに贈る新プロジェクト「HEX(ヘックス)」のデビューアルバム『HEX』が、ジャズの名門レーベル、ブルーノートからリリースされた。著名ミュージシャンも大きな賛辞を贈る、東京発の“現在進行形ジャズ”のサウンドとは――

Text by YANAKA Tomomi

中納良恵(EGO-WRAPPIN')をはじめとするヴォーカリストが国内外から参加

1990年代から日本のクラブシーンを牽引し、“ジャズ”を踊る音楽として日本から発信しつづけてきた松浦俊夫。彼が指揮し、来年、創立75周年を迎えるジャズ・レーベル、ブルーノートからデビューしたのがHEXだ。

六角形(ヘキサゴン)の略称であると同時に「魔法をかける」という意味をもつ新プロジェクトには、ソングライター/キーボーディストの佐野観、SOIL & "PIMP" SESSIONSのドラマー・みどりん、ジャズ、ラテン、映画音楽を手がける伊藤志宏、ベーシスト小泉P克人という手練の4人のミュージシャンと松浦俊夫の5人がメンバーとして参加。さらに、私たちリスナーや、ともに音楽を生み出すゲストアーティストらが最後の一角をなし、“六角形”を完成させるという。

満を持して生み出されたデビューアルバムには、「EGO-WRAPPIN'」の中納良恵、エヂ・モッタ、グレイ・レヴァレンドという個性豊かな3人のヴォーカリストが日本、アメリカ、ブラジルからゲスト参加。オリジナリティ溢れる8曲が収録された。

その音楽に、ドイツのディープ・ハウス/エレクトロニックミュージックの重鎮プロデューサー、ヘンリク・シュワルツは「サウンドとスタイルが見事な虹を描いている」と絶賛。また、新世代ヨーロピアン・ジャズ・シーンの中心的存在であり、イタリアでDJ・プロデューサーとして活躍するニコラ・コンテも「ついに松浦俊夫がレコーディング・アーティストとして戻ってきた」と喜び、「気持ちを高揚させるジャズやトライバル的ヴァイブもあるし、音楽を愛するすべての人々に聴かれるべき、真にコンテンポラリーでワールドワイドな雰囲気をたたえている」と語る。

2014年に控えたブルーノート75周年に向かって、日本から世界の音楽シーンに衝撃をもたらすHEX。彼らがもたらす大きなうねりは、ジャズミュージック史のあらたな1ページとして刻まれるだろう。

『HEX』

松浦俊夫 presents HEX

2835円(TYCJ-60019)

発売中

http://www.universal-music.co.jp/hex/

松浦俊夫|HEX 01

01. ジャズステップ

02. スイート・フォー・ザ・ヴィジョナリー

03. アンセンサード・ラヴ・トランスミッション

04. ハロー・トゥ・ザ・ウィンド feat.グレイ・レヴァレンド

05. オーサカ・ブルース feat.中納良恵(EGO-WRAPPIN')

06. ダハシュール・ワルツ

07. トロピカリア 14

08. トーキョー・ブルース feat.エヂ・モッタ

           
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