東京モーターショーで次世代燃料電池車を世界初披露|Toyota
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月3日

東京モーターショーで次世代燃料電池車を世界初披露|Toyota

TOYOTA│トヨタ

2015年に発売される水素を使った次世代燃料電池車を世界初披露

トヨタ自動車は、11月22日(金)から12月1日(日)まで東京ビッグサイトで開かれる東京モーターショーの出展概要を発表。水素エネルギーをもちい、2015年に発売されるセダンタイプの次世代燃料電池車(FCV)のコンセプトカーがワールドプレミアされる。

Text by YANAKA Tomomi

約3分の充填で500km以上の航続距離

2年に1度の東京モーターショーでトヨタが提案する未来のモビリティライフ。なかでも注目なのが、2015年に発売が予定されている次世代燃料電池車(FCV)のデザインコンセプト「FCV CONCEPT」だ。


電気にくらべてエネルギー密度が高く、多様な原料からつくることができる水素を使用。セダンタイプの専用ボディの床下に小型・軽量化した新型燃料電池や高圧水素タンクが配置され、高効率なパッケージを実現させた。実用航続距離は500km以上を想定。水素充填は3分とガソリン車並の短時間でおこなうことが可能だそう。さらに、外部電源供給能力は一般家庭の使用電力の1週間分以上あるといい、災害などのさいも大きな役割を発揮する。

Toyota FV2|トヨタ FV2

Toyota FV2

Toyota JPN Taxi Concept|トヨタ JPN タクシー コンセプト

Toyota JPN Taxi Concept

また、おなじくワールドプレミアされる「FV2」は、未来の“愛車”を具現化したコンセプトカー。ハンドルではなく、ドライバーの体重移動により、前後左右の直感的な操作が可能だという。さらに、音声認識や画像認識などによりドライバーの感情を推測。その感情とともに蓄積された運転レベル情報や走行履歴からドライバーの状態にあわせておすすめの行き先を提案するなど、移動の楽しさを充実させるパートナーとしてのクルマを発表する。


このほかにも、ジュネーブモーターショーで発表され、市販が待たれる「86」のコンバーチブル「86 オープンコンセプト」を日本初披露。そして、日本ならではの“おもてなし”を感じることができる次世代タクシー「JPN TAXI コンセプト」や、来年発売予定の7人乗りミニバン「ヴォクシー」「ノア」のコンセプトモデルなども世界初披露される。

           
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