アウディ A3 カブリオレが登場|Audi
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月6日

アウディ A3 カブリオレが登場|Audi

Audi A3 Cabriolet|アウディ A3 カブリオレ
Audi S3 Cabriolet|アウディ S3 カブリオレ

アウディA3、第4のボディバリエーションはカブリオレ

アウディは、新型「A3」のボディバリエーションとして、ソフトトップを採用した「A3 カブリオレ」を発表した。これは、3ドアハッチバック、5ドアハッチバック、そして4ドアセダンにつづくアウディ「A3」の第4のモデル。実車は、きたるフランクフルト モーターショーで初公開する。

Text by SAKURAI Kenichi

ボディを拡大しながら軽量化に成功

ニュー「A3」のフルラインナップが、いよいよ完成する。3ドアハッチバック「A3」、5ドアハッチバック「A3 スポーツバック」、そして4ドアセダン「A3 セダン」につづくアウディA3の第4のモデル「A3 カブリオレ」は、伝統的なソフトトップを採用した2ドアの4シーターモデルだ。

ボディは従来型よりも拡大され、そのサイズは、全長が4,240mmから4,420mmに、全幅は1,770mmから1,790mmに、 ホイールベースは2,580mmから2,600mmとなった。反対に全高は1,410mmからマイナス15mmの1,395mmで、ワイド&ローを強調するスポーティなアピアランスを手に入れている。最大19インチサイズのタイヤを装着できるのも、スポーティさを際立たせる要因になっているだろう。

ガラス製のリアウインドウをそなえる注目のソフトトップは、ブラックが標準カラーとなり、マグネシウム製のパーツを採用し、従来のシステムよりも軽量化に成功した。開閉は電動油圧式で、スイッチひとつでおこなえる。走行中も50km/h以下であれば開閉が可能で、その時間はわずか18秒という。また、オプションとして室内の静粛性を向上させる「アコースティック トップ」を用意。こちらはブラック、グレー、ブラウンの3色から選択できる。

Audi A3 Cabriolet|アウディ A3 カブリオレ

Audi A3 Cabriolet|アウディ A3 カブリオレ

万が一の横転の際に、乗員を保護する「アクティブ ロールオーバー プロテクション システム」を標準で装備し、ウィンドディフレクターは「アンビエンテ トリムライン」に標準採用される。また、フロントシートには、オプションで、ヘッドレベル ヒーティングを装着可能。季節を選ぶことなく快適な走りが楽しめる。いっぽう、ラゲッジスペースは従来モデルよりも60リットル容量が拡大し、幌を畳んだ状態でも287リットルを確保。リアシートは可倒式で、長尺物の収納も可能になっている。

エンジンはほかの「A3」ラインナップに準じたもので、「A3 カブリオレ」には、140psの1.4リッター TFSIエンジンと180psの1.8リッター TFSIエンジン、そのほかに2種類のディーゼルエンジンを用意した。

なお、トップモデルとなる「S3 カブリオレ」には、 最高出力300ps、最大トルク380Nmを発生する2リッターのTFSIエンジンを搭載。四輪駆動システム“クワトロ”と、6段Sトロニックを組み合わせ、0-100km/h加速は5.4秒という性能を誇る。

これらすべてのエンジンで直噴技術、ターボチャージャー、スタート・ストップ・システム、一部には気筒休止技術“シリンダー オン デマンド”を組みあわせ、CO2排出量の抑制や燃費の向上もはたしている。

           
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