環境性能を維持しつつ、走行性能をアップ

従来の「アウディ TT RS クーペ」を改良、パワーアップを果たしたTTシリーズ最新にして最強バージョンとなる「TT RS プラス クーペ」の日本での販売が開始された。

「TT RS クーペ」同様、「quattro GmbH」が開発を担当するスペシャルモデルであり、搭載されるエンジンは直列5気筒のガソリンターボエンジンで、最高出力は従来比+20psとなる360ps/5,500-6,700rpm、最大トルクは+15Nmの465Nm/1,650-5,400rpmへと進化している。

組みあわされるトランスミッションはデュアルクラッチの7段Sトロニックトランスミッションで、quattroシステムにより4輪を駆動、0-100km/h加速を4.1秒で完遂する実力をもつ。しかし走行性能のあらゆる点でパワーアップを果たしつつ、JC08モード燃費は従来と同様、10km/ℓを達成しているという。

ハンドル位置は左右どちらも用意されている。価格は890万円で、全国のアウデイ正規ディーラーで購入が可能だ。

Audi TT RS Plus Coupe｜アウディ TT RS プラス クーペ
ボディサイズ｜全長 4,200 × 全幅 1,840 × 全高 1,380 mm
ホイールベース｜2,465 mm
トレッド 前/後｜1,560 / 1,545 mm
最小回転半径｜5.2 メートル
重量｜1,530 kg
エンジン｜2,480cc 直列5気筒 直噴DOHCターボ
圧縮比｜10 : 1
ボア×ストローク｜82.5×92.8 mm
最高出力｜ 265kW（360ps）/ 5,500-6700 rpm
最大トルク｜465Nm（47.4kgm）/ 1,650-5,400 rpm
トランスミッション｜7段Sトロニック
駆動方式｜4WD
サスペンション 前｜マクファーソンストラット
サスペンション 後｜4リンクサスペンション
タイヤ 前/後｜225/45R18 / 225/40R18
ブレーキ｜ベンチレーテッドディスク
0-100km/h加速｜4.1 秒
燃費（JC08モード）｜10.0 km/ℓ
燃料タンク容量｜60 ℓ
価格｜890万円