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2014年12月8日
プジョー2008の市販化決定|Peugeot
Peugeot 2008|プジョー2008
プジョー2008の市販化決定
パリモーターショー2012にて「2008コンセプト」として、プジョーが出展していた、「プジョー 208」ベースの小型クロスオーバービークルが2013年春に市販化される。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
プジョー発 都会派クロスオーバー
全世界的な都市化の進行、クルマオーナーの世代交代に対応するべく、プジョーは、これまでクロスオーバーモデルでつちかったDNA、運転の楽しさ、スタイリッシュなデザインを引き継ぎつつも、ホットハッチのような運転感覚と、SUVの多目的な用途に対応する使い勝手のよさを、都市部でも扱いやすいコンパクトなサイズで実現した、全長わずか4.16メートルのクロスオーバー「2008」を市場に投入すると発表した。
生産は、中心的な市場となる、フランス、中国、ブラジルでおこなわれる。
フローティンググリルとよばれる、ボディから浮き上がったようなフロントグリルのデザイン、ライオンの爪あとのようなテールランプの3本のLEDラインなどは208と共通の意匠。いっぽうで、リヤウインドウ上部に、ルーフに食い込むようなメタリックの装飾パーツがあるのは2008の特徴となっている。
エンジンは「e-HDiディーゼル」とよばれる1.4リッターおよび1.6リッターのディーゼルエンジンや、日本でも「プジョー 208 Allure」に搭載されている、1.2リッター3気筒ガソリンエンジンが採用される見込みだ。もっとも環境性能にすぐれたモデルではCO2排出量99g/kmを達成するという。