3シリーズのクーペモデルはBMW 4シリーズとして登場か|BMW
BMW Concept 4 Series Coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ クーペ
3シリーズのクーペモデルはBMW 4シリーズとして登場か
BMWは「4シリーズ クーペ」を発表した。現状ではコンセプトという扱いにとどまるが、最新3シリーズのクーペ/コンバーチブルはBMW 「4シリーズ」として再定義され、「3シリーズ」とはまたちがった表現になるようだ。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
「8」、「6」につづくあらたな偶数シリーズ
モデルラインナップの充実がつづくBMWは、かつて「7シリーズ」のクーペという扱いになる「8シリーズ」を、現在は「5シリーズ」に対応するクーペとしての「6シリーズ」を展開しているように、セダン、ワゴンモデルに奇数、クーペとそのオープントップバージョンであるコンバーチブルに偶数をふる場合がある。
今回、コンセプトモデルでの発表となった「4シリーズ」は、位置づけ的には、かねてより登場が予想されていた、最新の「3シリーズ」のクーペということになる。
ホイールベース2,810mmという数値からもあきらかなように、基本的な部分は「3シリーズ」と共通と予想されるが、BMWによれば、つねに完璧を目指すBMWのチャレンジ精神を反映し、クーペらしいスポーティさを強調した、「3シリーズ」とは別の表現がとられる。
公表されているホイールベース以外のボディサイズからもそれを伺うことができる。
全長4,641mm×全幅1,826mm×全高1,362mm、トレッド幅は前1,545mm、後1,593mmという数値は、ほぼ、現在の「3シリーズ」と同様だが、全高が低い。
先代にあたる「3シリーズクーペ」との比較では、ホイールベースで50mm長く、フロントトレッドで45mm、リヤトレッドで80mm、全幅では44mm広く、全高が16mm低い。より、ワイド&ローの形状なのだ。
その姿は、ぜひ、フォトギャラリーでご覧いただきたい。
実車の公開は、2013年のデトロイトモーターショーになると見込まれており、おそらくは、ほぼそのままの姿で市販化という運びになるだろう。