復活した「アルピーヌ A110」を50台限定で販売|Alpine
Alpine A110 Premiere Edition|アルピーヌ A110 プルミエール・エディション
復活した「A110」を50台限定で販売
アルピーヌ・ジャポンはスポーツカー「A110」の限定モデル「プルミエール・エディション」を50台限定で発表。7月10日(火)まで購入申し込みを受け付ける。
Text by YANAKA Tomomi
アルミボディにミッドシップエンジンのレイアウト
1955年にスポーツカーメーカーとして誕生したアルピーヌ。1970年代には、軽量、俊敏性を特徴とする「A110」がラリー世界選手権でチャンピオンに輝くなど、その名を広く知らしめた。1973年、ルノー車をベースにスポーツモデルをつくるなど、関係が深かったルノー傘下に入ったものの、1995年にその活動を休止していた。
しかし、アルピーヌは2016年に復活。欧州では昨年、新型「A110」の限定車「プルミエール・エディション」が発表されており、日本にもこのクルマが50台限定で導入される。
A110プルミエール・エディションは、ボディとプラットフォームをアルミ製にするなど、軽量化を図り、1,110kgという重量を実現。くわえて、アルミ製サスペンションや通常のキャリパーより2.5kg軽いという、パーキングブレーキアクチュエーターを内蔵したリアブレーキキャリパーなども採用した。
リアミッドに搭載されたエンジンは、ルノー・日産アライアンスが開発した1.8リッター直列4気筒ターボ。アルピーヌのエンジニアとルノー・スポールが共同でチューニングを施し、アルピーヌ専用の仕様に仕上げられ、最高出力は185kW(252ps)、最大トルクは320Nm(32.6kgm)を発生する。
トランスミッションは7段ATで、ステアリングポストに装備したアルミパドルでも変速が可能。走行モードも「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3種類を設定し、最高速度は250km/hでリミッターが作動する。
サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーンで、乗り心地とハンドリング性能を向上させているという。
ボディカラーは、ブルーアルピーヌメタリックのみの展開。デザインは4つのフルLEDヘッドランプ、ボンネットの中央に走る“スパイン”と、細部にわたりアルピーヌのDNAを受け継いでいる。
販売台数は50台のみで、7月10日(火)までオフィシャルウェブサイトもしくは、アルピーヌ正規販売店で申し込みを受け付ける。50台以上の申し込みがあった場合は、7月15日(日)にフランス大使館でフランス大使立会いのもと抽選がおこなわれ、購入者が決定する。
価格は790万円となる。
Alpine A110|アルピーヌ A110
ボディサイズ|全長4,205×全幅1,800×全高1,250mm
ホイールベース|2,420mm
トレッド前/後|1,555/1,550mm
車両重量|1,110kg
エンジン|1,798cc直列4気筒DOHCターボ
最高出力|185kW(252ps)/6,000rpm
最大トルク|320Nm(32.6kgm)/2,000rpm
トランスミッション|7段AT
サスペンション|ダブルウィッシュボーン
ブレーキ|ベンチレーテッドディスク
タイヤ前/後|205/40ZR18 / 235/40ZR18
JC08モード燃費|14.1㎞/ℓ
定員|2人
最小回転半径|5.8m
ステアリング|左
販売台数|限定50台
価格|790万円
アルピーヌコール
0800-1238-1100(9:00-18:00、年中無休)