パリ現地リポート|Lexus
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月26日

パリ現地リポート|Lexus

Lexus|レクサス

次期ISを見据えた、「LF-CC」お披露目

ヨーロッパにおいてラグジュアリーブランドの一角を担うレクサス。今回のパリモーターショー(パリサロン)では、あたらしい2ドアクーペのコンセプトカー「LF-CC」を披露。現地で実物を目の当たりにした島下泰久氏が、写真では伝わりにくいその印象をリポート。

Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by SHIMASHITA Yasuhisa & MOCHIZUKI Hirohiko

近い将来、市販化も予定

ここヨーロッパでは初夏に投入された「GS」が、現時点で昨年通年の約4倍を売り上げるなど盛り返してきた2012年のレクサス。パリサロンでは“将来のレクサスラインナップにくわわるスポーティなエントリーモデル”を示唆するコンセプトカー、LF-CCのワールドプレミアをおこなった。

フロントにスピンドルグリルを戴く2ドアクーペのスタイリングは、プロポーションの良さもさることながら、大胆に絞り込んだ面の美しさが印象的。高輝度メタリックとされたブロンズのボディカラーも、それをさらに強調している。最新のレクサスに共通する横基調のインストルメンツパネルも、低いドライビングポジション含めてスポーティさを予感させる。

パワートレインは、レクサス自慢のハイブリッド。それも直列4気筒2.5リッター直噴エンジンと2基の電気モーターを組みあわせたあたらしいシステムが用意されていた。

Lexus LF-CC|レクサス LF-CC

Lexus LF-CC|レクサス LF-CC

このLF-CC、要するに来年初頭にもデビュー予定の次期型「IS」のプロポーザルと見て間違いないだろう。当然、ISは4ドアセダンだが、プレスカンファレンスでは近い将来のミッドサイズFRクーペ、つまりこのLF-CCの市販版の投入も宣言された。

そうなれば当然、日本でも売られることになるはず。大いに期待したいところだ。

CAR BRAND TOP
EXCLUSIVE AUTO COLLECTION TOP    OPENERS CAR TOP

           
Photo Gallery